第73回西日本脊椎研究会 抄録 (頸椎Pedicle Screw) |
12.頚椎損傷患者のpedicle screw挿入時における椎体回旋度の測定 岡山大学病院 整形外科1) 神戸赤十字病院 整形外科2) ○杉本佳久(すぎもとよしひさ)1)、伊藤康夫2)、田中雅人1)、越宗幸一郎2)、瀧川朋亨2) 【目的】頸椎pedicle screw (以下PS)は外側に逸脱する傾向がある。その理由の一つとして、 PS挿入時のストレスで椎体が回旋することがあげられる。今回、PS挿入時の椎体回旋度をNavigationにて計測したので報告する。 |
13.高齢者頚椎脱臼骨折に対してPSによる整復固定を行った1例
医療法人 綮愛会 石川病院 整形外科1) 北海道中央労災病院 せき損センター2) ○飯本誠治(いいもとせいじ)1)、宮脇城二1)、須田浩太2)、石川綮一1)
【はじめに】高齢者頚椎脱臼骨折に対し椎弓根スクリュー(以下PS)を用いて整復固定した症例を経験したので報告する。 |
14.新たな頚椎椎弓根スクリュー刺入用デバイスの紹介
北海道中央労災病院せき損センター ○須田浩太(すだこうた)、楫野知道、森平 泰、上田明希、笹沢史生、中野宏昭、東條泰明、中尾弥起
【目的】頚椎椎弓根スクリュー(以下CPS)は独力な脊椎再建ツールであるが神経・椎骨動脈損傷の潜在的リスクの克服が課題である。演者はCPS刺入精度向上のための新たなデバイスを開発し,特許を取得したので紹介する。 |
15.頚椎外傷に対する頚椎椎弓根スクリユーの逸脱率:同一術者による連続100例の解析
北海道中央労災病院せき損センター ○須田浩太(すだこうた)、楫野知道、森平 泰、上田明希、笹沢史生、中野宏昭、東條泰明、中尾弥起
【目的】椎骨動脈損傷と神経損傷の回避は頚椎椎弓根スクリュー(以下CPS)の至上命題であり,正確なスクリュー刺入が必須である。本報告ではナビゲーションを用いずにCPS刺入を行なった外傷例を解析した。 |