第73回西日本脊椎研究会 抄録 (疫学等) |
19.自殺企図が原因の脊椎・脊髄損傷の臨床的特徴
九州大学医学部整形外科 ○松本嘉寛(まつもとよしひろ)、播广谷勝三、土井俊郎、岩本幸英
【目的】自殺企図が原因で転落、脊椎・脊髄損傷を生じた症例の臨床的特徴について検討を行った。 |
20.脊髄損傷運動完全麻痺症例での治療経過の検討
山口大学大学院医学系研究科 整形外科 ○鈴木秀典(すずきひでのり)、田口敏彦、加藤圭彦、國司善彦、片岡秀雄、寒竹 司、今城靖明
山口労災病院整形外科
愛媛労災病院整形外科
【目的】当科とその関連病院にて治療を行った122例の脊髄損傷例のうち受傷1年時に詳細な追跡調査が可能であった症例の治療経過と症状改善程度について報告する。 |
21.当院における頚髄損傷の現状と問題点
久留米大学 整形外科 ○山田 圭(やまだけい)、佐藤公昭、密川 守、脇岡 徹、吉田龍弘、佐々木威治、猿渡敦子、永田見生
久留米大学 高度救命救急センター
久留米大学 脳神経外科
久留米大学病院 医療連携センター
【はじめに】当院における頚髄損傷の現状と問題点を検討した。 |
22.頚椎・頚髄損傷診断における問題点とその対策について−頚椎外傷10028例からの検討−
聖マリア病院 整形外科1) 救急科2) 放射線科3)
○吉松弘喜(よしまつひろき)1)、吉田健治1)、山下 寿2)、神保幸太郎1)、石岡久和3)、鳥井芳邦3)、佐藤公昭4)、永田見生4)
【目的】頚椎・頚髄損傷の診断に至る過程には様々な問題が存在する。今回、頚椎外傷例を調査し、頚椎・頚髄損傷を見逃さないための対策を検討した。 |
23.脊髄損傷治療の医療経済−救命救急センターにおける現状と問題点
神戸赤十字病院 整形外科 ○伊藤康夫(いとうやすお)、越宗幸一郎
【目的】高度救命救急センターにおける脊髄損傷治療について、医療経済の視点も含め現状ならびに課題を報告する。 |
24.脊髄損傷の現況〜アンケート調査の結果から〜
総合せき損センター整形外科 ○坂井宏旭(さかいひろあき)、植田尊善、前田 健、森 英治、弓削 至、河野 修、高尾恒彰、益田宗彰、宿利知之、林 哲生、芝啓一郎
【はじめに】脊髄損傷(脊損)は外傷の中で最も重症度の高い疾患の一つであり、より多くのデータを集約し、エビデンスに基づいた治療(evidence based medicine)を行うことが患者にとり重要なことである。 |