第73回西日本脊椎研究会 抄録 (パネル) |
25.有限要素法を用いた非骨傷性頚髄損傷発生メカニズムの解明 (健常者モデルと椎間板変性モデル)
山口大学大学院整形外科 ○今城(いまじょう)靖(やす)明(あき)、柊 軍、加藤圭彦、寒竹 司、鈴木秀典、田口敏彦
【目的】非骨傷性頚髄損傷発生に椎間関節の形態と椎間板の変性が影響することを有限要素法(finiteelement method以下FEM)を用いて検討した。 |
26.非骨傷性頚髄損傷における軟部組織損傷
総合せき損センター 整形外科・リハビリテーション科* ○前田 健(まえだたけし)、植田尊善、森 英治、弓削 至、河野 修、高尾恒彰、坂井宏旭、出田良輔*、芝啓一郎 【はじめに】非骨優性頚損における軟部組織外傷を、MRI (ALL断裂、椎間板損傷、椎体前方の浮腫状変化)にて評価し、さらにXp上の当該椎間不安定性との関連を評価した。また、 ASIA motor scoreで示される麻痺重傷度との関連についても検討を行った。 |
27.非骨傷性頚髄損傷の臨床疫学的特徴一全国労災病院脊髄損傷データベースの検討から一
山口労災病院整形外科1)、
○富永俊克(とみながとしかつ)1)、黒川陽子1)、屋良貴宏1)、片岡秀雄1)、城戸研二1)、住田幹男2)
【はじめに】非骨傷性頚髄損傷はこれまでに、高齢者が、比較的軽微な損傷で、しばしば中心性頚髄損傷を呈し、比較的に予後良好といった臨床的な側面が明らかにされてきた。しかしながら、転帰も含めた大規模調査は少なかった。 |
28.当院における非骨傷性頚髄損傷の検討
長崎大学整形外科 ○日浦 健(ひうらたけし)、馬場秀夫、田上敦士、安達信二
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29.若年者の非骨傷性頸髄損傷について
総合せき損センター 整形外科 ○高尾(たかお)恒(つね)彰(あき)、弓削 至、芝 啓一郎、植田尊善、前田 健、森 英治、河野 修、坂井宏旭、益田宗彰、宿利知之、林 哲生 【はじめに】非骨傷性頸髄損傷は高齢者に多いが若年者にも見られる。 |
30.非骨傷性頚髄損傷例に対する手術的治療の適応とその有用性
おか整形・リハビリクリニック1) ○岡 史朗(おかしろう)、有馬信男、渋谷 整、小松原悟史
【目的】非骨傷性頚髄損傷例に対する手術的治療の適応と、その有用性について検討した。【対象】対象は、受傷後1年以上追跡可能であった59例(男51例、女8例)で、受傷時年齢は平均57.2歳である。手術的治療を27例に、保存的治療を32例(回復良好例19例、回復不良例13例)に行った。追跡期間は、平均5年である。 |
31.非骨傷性頚髄損傷に対する急性期の治療
山口労災病院 整形外科 ○片岡秀雄(かたおかひでお)、富永俊克、城戸研二
【目的】非骨傷性頚髄損傷に対する急性期の治療を検討した。 |
32.当院での非骨傷性頚髄損傷の治療成練
山口県立総合医療センター 整形外科 ○末冨 裕(すえとみゆたか)、豊田耕一郎
岩国市医療センター医師会病院整形外科
貴船雅夫
【目的】当院で過去20年間に治療した非骨傷性頚髄損傷の治療成練を検討した。 |
33.非骨傷性頚髄損傷治療に関する前向き研究 I
神戸赤十字病院整形外科 ○伊藤康夫(いとうやすお)、馬崎哲朗、越宗幸一郎、森田卓也、水野正一郎 【目的】非骨傷性頚髄損傷患者について,手術的治療及び保存的治療を交互に施行し前向き研究を行ったので報告する。 |
34.非骨傷性頚髄損傷の治療方針と今後の課題
総合せき損センター ○河野 修(かわのおさむ)、植田尊善、前田 健、森 英治、弓削 至、高尾恒彰、坂井宏旭、益田宗彰、宿利知之、林 哲生、芝 啓一郎
【目的】近年、高齢者の非骨傷性頚髄損傷が増加傾向にあるが、受傷以前から無症候性の脊髄圧迫を有している例も少なくない。我々が行った多施設による共同研究(手術群と保存群における麻痺回復の比較)の結果を報告し、今後の課題について検討した。 |