第75回西日本脊椎研究会 抄録 (一般演題U) |
4.超高齢者における頚部外傷の検討
久留米大学 整形外科*1 聖マリア病院 整形外科*2、救急科*3、放射線科*4
○吉松弘喜(よしまつひろき)*1、吉田健治*2、山下 寿*3、神保幸太郎*2、石岡久和*4、 鳥井芳邦*4、渡邊琢也*1、山田 圭*1、密川 守*1、佐藤公昭*1、永田見生*1
【目的】超高齢者の頚部外傷に関しての報告はごく少なく、不明な点が多い。今回超高齢者頚部外傷例を調査し、その特徴を検討した。
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5.80歳以上の頚髄損傷患者の臨床像(60歳代、70歳代患者との比較)
山口労災病院 整形外科
○片岡秀雄(かたおかひでお)、富永俊克、城戸研二
【目的】長寿化による高齢者の増加に伴い、高齢者の頚髄損傷患者も増加していると考えられる。 80歳以上の頚髄損傷患者の臨床 像を60歳代、70歳代患者と比較し検討した。【対象と方法】対象は2000年から2010年までの間に、頚髄損傷に対する治療を受傷後3日以内より当院で行った52例とした。60-69歳は24例(平均66歳)、70-79歳は19例(平均76歳)、80歳以上は9例(平均84歳)であった。 |
6.80歳以上の高齢者頚椎頚髄損傷の治療成績
高知医療センター 整形外科
○時岡孝光(ときおかたかみつ)、土井英之
2005年3月から2011年2月の間に当院で治療した頚椎頚髄損傷は147例で、そのうち80歳以上の高齢者は19例(12.9%)であった。損傷高位は上位頚椎が7例(歯突起骨折4例、Jefferson骨折1例、Hangman骨折1例、偽腫瘍1例)、中下位損傷が12例(非骨傷性7例、亜脱臼5例)であり、麻痺の程度はFrankel A3例、B1例、C3例、D6例、E4例であった。
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7.高齢者骨粗鬆症性椎体骨折後偽関節に対する手術成績
総合せき損センター
○松下昌史(まつしたあきのぶ)、前田 健、森 英治、弓削 至、河野 修、 高尾恒彰、 坂井宏旭、益田宗彰、林 哲生、 植田尊善、芝啓一郎
【はじめに】近年、高齢化に伴い骨粗鬆症性椎体骨折後偽関節に対する手術が増加してきている。当院で80歳以上の高齢者に対して行った骨粗鬆症性椎体骨折後偽閲節の手術成績について報告する。 |
8.高齢者の骨粗鬆症椎体骨折後偽関節に対する経皮的椎体形成術の有用性と限界
JA 広島総合病院 整形外科
○高澤篤之(たかざわあつし)、藤本吉範、高田治彦、山田清貴、平松 武、橋本貴士、宇治郷諭、清水 良、住吉範彦
【目的】高齢者の骨粗鬆症椎体骨折後偽関節に対する経皮的椎体形成術(percutaneous vertebroplasty, PVP)の有用性と限界を検討する。
【対象・方法】過去6年間にPVPを施行した438例のうち、80歳以上の153例(平均84歳)を対象とし、VASとODIを評価
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9.80歳以上の胸腰椎疾患に対する手術の成績
医療法人 菅整形外科病院 整形外科
○菅 尚義(すが たかよし)、宮崎昌利、吉田省二、福田泰子、金出政人、三原 茂
80歳以上の高齢者の脊椎手術を総験したので報告する。症例は脊柱管狭窄症が13例21椎間(女10例男3例、平均年齢は82.9歳)、椎間板ヘルニアが2例(男女とも1例、81,5歳)、そして圧迫骨折が13例(女12例、男1例、82.9歳)、うち遅発性脊髄麻痺の合併が3例あり歩行不能であった。脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアに対しては、円筒型レトラクターを用いた顕微鏡下手術(TR法)を行い、それぞれ平均手術時間は104.2分、135分、出血量は9.4ml、13.5mlであっ |
10.高齢者(80歳以上)の脊椎感染症の動向とその特徴
鳥取大学 整形外科
○土海敏幸(どかいとしゆき)、永島英樹、楠城誉朗、谷田 敦、豊島良太
【目的】80歳以上の脊椎感染症の動向とその特徴について調査した。
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11.高齢者 RA 患者に対する頚椎手術の意義
鹿児島脊椎研究班
○坂本 光(さかもとひかる)、武富栄二、廣田仁志、井尻幸成、小宮節郎
【目的】高齢者RA患者に対する頚椎手術の意義を明らかにすることを目的に、RA頚椎病変に対し手術治療をおこなった症例について、年齢と術前のADL,患者を取り巻く社会・家族環境、術前合併症と術後合併症、術後成績などをretrospectiveに調査した。 |