第78回西日本脊椎研究会 抄録 (一般演題2) |
9.骨粗鬆症性椎体骨折を伴った変性後彎・後側彎症の手術方法
医療法人オアシス 福岡志恩病院
小橋芳浩(こはしよしひろ)、園田康男
脊柱変形において、骨粗鬆症性椎体骨折を伴った変性後彎・後側彎症がある。このような脊柱変性後彎、後側彎症は急激な脊柱矢状面バランスの悪化に伴い、腰痛、歩行障害、消化器症状などを引き起こしQOL低下の原因となる。 |
10.骨粗鬆症性椎体骨折への椎体形成術後の後彎変形に対する矯正骨切り術
大分整形外科病院 整形外科
【目的】 |
11.骨粗鬆性椎体骨折後遅発性麻痺に対する脊椎後方短縮術一Modified PSO and Modified PLIF一
徳島市民病院 整形外科
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12.骨粗鬆症性椎体骨折に対する脊椎後方短縮術の検討
山口大学大学院医学系研究科整形外科
【はじめに】 |
14.101歳の腰椎椎体骨折に対する手術経験
【はじめに】 【症例】 100歳、女性で平成22年5日に自宅で転倒受傷。背部痛出現し当科にてレントゲン施行したが明らかな骨折は認めなかった。しかし背部痛継続したため腰椎MRI施行。第一腰椎新鮮圧迫骨折の所見を認めた。保存的に加療をおこなったが骨癒合が遷延し疼痛も改善しなかった。その後CTにて第一腰椎椎体骨折が破裂骨折の様相を呈し硬膜管が著明に圧迫されている所見を認めた。この頃より両下肢痺れ、下肢筋力低下、排尿障害出現。高齢ではあったが全身状態は良好であり、本人と家族の希望もあって手術加療の方針となった。第一腰椎椎弓切除と第11胸椎から第3腰椎にわたる後方固定術を行った(手術時年歳101歳)術後背部痛は消失、下肢痺れも消失し排尿障害も改善。室内歩行も可能となり経過良好である。 |