ノーベル賞ご受賞おめでとうございます
この度、大阪大学免疫学フロンティア研究センター・坂口志文特任教授が、2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞されました。坂口先生は、免疫応答を抑制する「制御性T細胞 (Treg)」の発見とその役割の解明を通じて、自己免疫疾患やがん、移植免疫などの研究の発展に多大な貢献をされました。当講座教授の朝霧は、前任地の京都大学在籍時に坂口先生のラボの准教授として勤務し、貴重なご指導を賜りました。坂口先生のご受賞を、教室員一同、心よりお祝いするとともに、当講座も日々の研究に邁進し、医学と医療の発展に貢献できるよう、より一層精進する所存です。(2025.10.7)
薬理学講座
医学研究分野ではさまざまな技術的な革新があり、古典的薬理学が想定していた受容体、チャンネル、コンパートメント、律速酵素反応等の分子実態が明らかとなってきています。当講座では、このような薬理学の進歩に則するのみならず、免疫学、分子生物学、臨床医学など、さまざまな学問分野で明らかになった人体の生理・病理に関する知見基盤に立脚し、薬物の作用機序や、疾病を治癒するための治療標的を発見することを目指しています。
INFO お知らせ
- 2025.9.24
- 薬理学学外セミナー&バーベキューをアクティブテラスきららいずで開催いたしました。
- 2025.8.23
- 坂本明彦助数が第9回黒潮カンファレンス(広島県竹原市)で「2型リアノジン受容体の遺伝子改変によるデキストラン硫酸ナトリウム誘発性大腸炎の緩和」のタイトルで発表いたしました。
- 2025.7.29
- 自己開発オリジナルコースの学生1名が米国Case Western Reserved University (Cleavland, Ohio)留学へ出発いたしました。
- 2025.7.27
- 竹本研史助教が第39回肝類洞細胞研究会(北海道札幌市)で「ミトコンドリア標識プローブを用いた肝小葉領域特異的幹細胞単離法の開発」のタイトルで発表いたしました。
- 2025.7.3
- 小笠原康悦先生(東北大学加齢医学研究所教授)がご来訪され、「NK細胞とがん」のタイトルでご講演いただきました(医学科3年生選択必修科目「基盤系特別専門講義1」)