吉田遺跡(山口大学吉田キャンパス)2009年度1次調査速報

 4月13日より、東アジア研究科・経済学研究科校舎新営予定地で予備発掘調査を実施しています。
 調査場所は、吉田キャンパス経済学部校舎群と野球場との間に位置する駐車場敷地です。
 周辺地域のこれまでの調査(商品資料館敷地・経済学部講義棟敷地など)では、いずれも昔の河川が発見されており、経済学部周辺では集落の形成に必要な安定地盤が存在しないものと考えられてきました。
 今回の調査では、校舎新営予定地の西側で安定地盤(微高地)が確認されました。下の写真で黄色い土の部分が地山となっており、上面には遺構(溝)も検出されました。下の写真で地面が黒ずんでいるところが昔の河川の埋土です。
 今回の調査の最大の成果は、調査区の西方に位置する弥生時代の集落(学生食堂横の『遺跡保存公園』)が営まれていた微高地の東端部が確認できたことです。
 現在、遺構の掘削を行っています。なにが出土するか、ご期待下さい!

安定地盤(地山)を確認! 遺構も残っていました
横山成己調査員のコメント
(2009年4月21日)

 予想外の成果があがった調査となりました。吉田キャンパスの古環境を復元する上で極めて重要な成果です。
 調査は4月24日終了予定です。お近くを通られる方は、是非見学を! 気軽に声をかけて下さいね。

地山に残る無数の足跡群
藤野好博調査員のコメント
(2009年4月21日)

 こき使われる毎日です…。これで給料10円か…

河川埋土の掘削は危険をともないます
土が崩れやすいからね…
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