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第8回大学情報機構埋蔵文化財特別展 
『あしもとの遺跡シリーズ5 中近世の吉田遺跡』開催

  総合図書館で開催してきた「あしもとの遺跡シリーズ」も、今回で5回目となりました。山口大学吉田キャンパスが所在する吉田遺跡については、「弥生時代」「古墳時代」「古代」をすでにご紹介してきました。
  今回ご紹介するのは、吉田遺跡の中世(鎌倉時代・室町時代)と近世(江戸時代)です。中近世と言いますと、考古学ではしばしば「つい最近」の出来事であるかのような表現をすることがあります。しかし、実を言いますと吉田遺跡の中近世に関しては未だ不明な点が多数あるのです。
  吉田遺跡では、弥生時代から確実に集落が営まれ始め、古墳時代を経て古代には「官衙」が設けられたと推定されています。しかし、鎌倉時代以降はその集落構造がどのように変化するのか、はっきりとした手がかりがつかめていないのです。
  キャンパス内でこの時期の集落跡が発見されている地点は、大学本部からメディア基盤センター棟付近のキャンパス中央部と、動物医療センターの西隣の飼料園を中心とするキャンパス南部に限られています。
 大内氏が栄華を極めてから幕末維新まで、吉田キャンパスには一体どのような風景が広がっていたのでしょう。答えを解く鍵を、総合図書館1階第2閲覧室にご用意しています!

 開催場所 国立大学法人山口大学 総合図書館1階第2(雑誌)閲覧室

 開催場所 平成20年4月1日(火)〜平成20年7月4日(金)

 開催時間 図書館開館時間

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