過去のニュース
山口大学埋蔵文化財資料館・山口県立山口博物館
連携企画展

半世紀の遺跡調査から読み解く
先史・古代の平川

山口市平川地区から出土した考古資料を一斉公開
 
山口大学吉田キャンパスが所在する平川地区は、昭和40年代以降大学や高等学校等が複数設立され、現在では「文教地区」と呼称されるようになり、宅地開発も急激に進行し、旧来の景観は大きく変化しています。
 その一方で、当地区は長らく田畑が広がる農村地区であったため、地下に眠る遺跡は大きな破壊から逃れ、現在でも良好にその姿を留めていることが特徴です。山口市内において埋蔵文化財包蔵地が濃密に分布する地域であることから、平川地区の考古学的考察・評価が地域史を復元する上で重要な役割を果たします。
 この企画展では、平川地区において発掘された埋蔵文化財中から、地域史を語る上で欠かせない重要な資料を厳選し、展示することによって、文字によって語られることのない平川の歴史を復元します。
 なお、展示施設が狭小であるため、展示は旧石器時代から平安時代までに限定しています。ご了承ください。

主催:山口大学埋蔵文化財資料館・山口県立山口博物館
展示協力:山口市教育委員会・山口市歴史民俗資料館
会場:埋蔵文化財資料館展示室
会期:2015年7月27日(月)〜10月17日(土)
開館時間:9時〜17時
休館日:土曜・日曜・祝日
    ※臨時開館 8月9日(日) 9月5日(土) 10月3日(土)
            10月10日(土) 10月17日(土)
入館料:無料

※当展示は埋蔵文化財資料館所蔵品だけでなく、山口県立山口博物館および山口市教育委員会、山口市歴史民俗資料館の所蔵資料も展示します。写真撮影はお断りいたしますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

大きい画像を見る(jpg)
ことしも暑い夏の訪れです。7月27日(月)、山口県立山口博物館との連携企画展オープン!
140点の考古資料が、みなさまをお待ちしています。ぜひ一度足をお運びください!
前のページに戻る