DX人材育成推進室について
DX人材育成推進室について
DX人材育成推進室は,山口大学におけるDX人材を育成するための推進室として令和4年度に立ち上げられました。
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で,データとデジタル技術を上手に活用し,ビジネスや社会,生活に変革をもたらす取組です。近年では,DXにより様々な地域課題の解決を図っている事例もあり,そのための人材が広く求められています。
DX人材育成推進室では,こうしたニーズを踏まえ,現代社会の新たな変革に対応できるDX人材を育成すること目指しています。
室長挨拶
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山口大学では,教育・研究におけるデジタルツールやデータの活用はもちろんのこと、大学運営業務におけるDX推進にも精力的に取り組んでいます。さらには、山口県内唯一の国立大学として地域・社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の中心的な役割を担うことも本学のミッションと捉えています。そこで、山口大学では2022年10月に教育・学生支援機構の教育支援センター内に「DX人材育成推進室」を設置し、DXの素養を身に付けた人材を育成し、社会に送り出すことに取り組んでいます。 DX人材育成推進室では、各学部教育において身に付けた専門的素養に加え、DXの意義を正しく理解し、デジタル技術とデータ、知的財産に関する知識などを用いて、課題解決を実践できる能力を |
身に付ける取り組みを2023年度から「Yu-DXプログラム」として展開しています。今後は、学生それぞれが将来進む分野において、デジタル技術やデータを活用し、企業の競争力の強化、新たな事業の創出、あるいは活力みなぎる地域社会づくりに貢献できるような人材(イノベーション人材)の育成を目指した新しい教育を提供していきます。さらに、社会からの要請に基づき、地域の皆様のDXに関するリスキリングにも貢献する予定です。
山口県は、幕末・明治維新の時代に、吉田松陰、高杉晋作をはじめ多くの変革の士を輩出しました。DXはまさにデータとデジタル技術を積極的に活用した新しい変革の取り組みです。デジタル時代を迎えた今、山口の地から新時代の変革のリーダーとなる人材を再び社会に送り出すことが、私たちDX人材育成推進室、ひいては山口大学の大きな使命と考えています。
DX人材育成推進室長 教授 野崎 浩二
DX人材の定義
DX人材育成推進室では,育成するDX人材を以下のように定義しています。
【し な や か に】
『時代の変化,社会の多様化を見据えるしなやかさを持ち,
【はっ け ん し】
新たな価値を創出するための課題を見出し,
【は ぐ ぐ み】
解決に向けてデータとデジタル技術を適切に活用した方策を構想し,
【か た ち に す る】
実装に導くことができるイノベーション人材』
DX人材育成推進室のミッション
- 「DX概論」の新規開設、DX概論とこれまで実施してきた特色ある取り組みを効果的に融合した新たな「山口大学DX教育プログラム(Yu-DX)」を開発・提供するなど、DX人材育成のための取り組みを強力に推進する。
- 新たに開発したDX教育プログラムを自治体や企業等に提供するリカレント教育プログラムとして展開する。
- その他DX人材育成に関する企画・運営を行う。
スタッフ
DX人材育成推進室室員 辻 多聞 准教授
DX人材育成推進室室員 川尻 剛士 助教