所有機器

 

Bruker DRX500 (共通機器)

500 MHz NMRです。

普段は三核インバースプローブを換装していますが、

BBO多核プローブでの測定も可能です。

SHIM補正やチューニングは全てマニュアルなので、

腕がダイレクトにスペクトルへ反映されます。

真空検体乾燥器

vacuum sample oven (Ishii Laboratory Works)

固体サンプルや活性アルミナ、

モレキュラーシーブの乾燥に威力を発揮します。

残留溶媒や水がどんどん飛んでいくので、

実験時間の大幅な短縮が見込めます。

リサイクルHPLC with GPCカラム (JAI)

化合物を分子量で分離します。

極性で分離が難しい化合物や、

シリカゲルカラム中で分解する化合物の分離精製に、

非常に役立ちます。

FTIR with ATR (JASCO)

IRスペクトルを測定します。

反射で測定できるので、

もうKBrの錠剤の作成に失敗して、

頭を抱える心配はありません。

中圧水銀ランプ

medium-pressure mercury lamp

研究室のエース。

光反応組は、この子に全てがかかっています。

マイクロウェーブ

microwave synthesizer (Biotage Initiator)

研究室の主砲。

マイクロウェーブで効率的に反応させます。

ガスクロと液クロ

GC (Shimazu) and

flash purification system (Biotage Isolera)

ガスクロは、反応の追跡等に利用します。

液クロは、化合物を自動で分けてくれます。

融点測定装置

automated melting point system

(OptiMelt from SRS)

とっても優秀な子です。

学生実験のように、

サンプルをひたすら凝視する必要はありません。

ロータリーエバポレーター

rotovap (EYELA)

当研究室には、有機実験に必要なエバポが、

5台設置されています。

数が多いので待たずに濃縮できます。

低温反応装置

low-temperature reactors (EYELA)

この装置があれば、液体窒素やドライアイスがなくても、好きな時に低温実験が可能です。

40 ℃のような中途半端な温度が要求される時は、

大変便利です。

小型極低温反応装置

low-temperature reactor

(UC reactor from Techno Sigma)

小スケールでの低温実験に威力を発揮します。

ドライアイス/アセトンバスでは到達不可能な、

–100 ℃以下まで冷却可能です。

短時間で設定温度まで下がります。

MS (Bruker)

ESIとAPCIを測定できます。

組成がわからない化合物の分子量の予測や、

ミリマス測定など、あらゆる面で活躍してくれます。

高速液体クロマトグラフ 

HPLC(Agilent)

TLCでの反応追跡では分からないような

化合物の情報も教えてくれます。

MS と接続することで分子量の同定も可能です。

Bruker Avance III 400 (共通機器)

400 MHz NMRです。

ATM多核プローブを搭載しています。

オートは遅いのでマニュアルで測定しましょう。