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年 度 月 日 経緯
   

保健・看護分科会発足までの経緯
 中国・四国地方部会にでは、昭和50年の第5回目から昭和56年の第11回目までの7年間、医師・カウンセラー部会、 保健婦看護婦等部会、事務職員部会が設けられ、地方部会会期中にそれぞれの勉強会が行われていました。
 その後一端途絶えたものの、平成元年(第19回)から看護職が中心になって、会期中に1時間ほどの「情報交換会」が 行われるようになりました。  平成6年(第24回)からは会期前日の夕方2時間ほどを利用して、日常業務に関する情報交換が行われるようになりま した。情報交換会には大学、短期大学、高専の看護職だけでなく医師や検査技師や事務職員など誰でも参加すること ができるようにしました。このことがきっかけとなり、やがて看護職は地方部会研究集会におけるシンポジウムやワーク ショップのテーマを提案し、次第に企画・運営へも参加するようになりました。しかし残念ながらこの頃はまだ看護職有志 による活動でしかありませんでした。やがて、平成10年頃より「部会ではなく、保健看護分科会を作りたい!」という声が 多くなりました。
 そして、平成14年にようやく『(社)全国大学保健管理協会中国・四国地方部会保健・看護分科会』が発足するに至りました。
その目的は「看護職会員相互の意志の疎通をはかり、保健管理業務の研究及び資質の向上・発展を目指す」というものです。

平成14年度 8月30日

(社)全国大学保健協会 中国・四国地方部会 保健・看護分科会が正式に発足しました。
  同年、健康教育に関する調査・情報提供についてのアンケートを実施しました。これは「各大学が共有利用することを目的とした資料」を作成してはどうか?という調査です。

  ※アンケート結果:回収率36.2%
  賛成派・・・視野が広がり、自分達の活動に役立てることができる。
  慎重派・・・有効活用できるかどうか疑問。

平成15年度  

いろいろな意見がある中、保健・看護分科会の組織的な取り組みの第一弾として、「健康教育に関する資料」を共有することを目的として「健康ネットワーク」を立ち上げました。当初は運営委員の間でのみ試験的に運用しました。作成に関する労力を簡素化するためにWeb入力方式を採用し、利用者にはIDとパスワードを配布しました。

平成16年度  

「健康管理ネットワーク」におけるWeb入力の結果及びフォーム作成の経験を、高松において開催された第34回中国・四国地方部会研究集会で山口大学保健管理センターの梅本智子さんが発表しました。

平成18年度  

東京で開催された第44回全国大学保健管理研究集会において、昼休みを利用して、中国・四国保健・看護分科会がCHN(Campus Health Nursing)(全国の看護職有志の集まり)の運営を行いました。
 テーマは「AED」。事前にWebを用いたアンケート調査を行いました。当日は愛媛大学総合健康センター岡田産業医の基調講演の後、アンケート調査の結果を交えながら情報交換を行いました。開催の様子は第44回全国大学保健管理研究集会のホームページ上に掲載報告しました。

平成20年度 3月

試験運用していた「健康管理ネット‐ワーク」をリメイクし、誰もが閲覧できる、あらたな保健・看護分科会ホームページを開設しました。サーバーは山口大学のものを使用し、看護職で運用を始めました。

ほぼ同時に保健看護分科会だけでなく中国・四国地方の大学、短期大学、高等専門学校に勤務する看護職も含めたメーリングリストを作成し、メール上での情報交換を可能にしました。これにより
 1.保健・看護分科会情報交換会(中国四国大学保健管理研究集会)による従来の直接交流と勉強会
 2.メーリングリストによる複数同士での情報共有および意見交換
 3.ホームページによる情報の発信および記録保存

という保健・看護分科会の3本柱が整いました。
と同時に、保健・看護分科会は「看護職会意相互の意志の疎通をはかり、保健管理業務の研究および資質の向上・発展を目指す」という目的に向かって手を取り合って歩み始めました。