アダムス・トルード Adams Trude
いろいろなバリエーションがあるアダムスファミリーの中で、私のパターンはアダムス・トルードのマイナーチェンジバージョンです。上の図のようなスタイル。アダムスとはちょっと色が異なりますが、ブルーダンのテール、アオサギクイルのボディ、ミディアムジンジャーとブルーダンのミックスハックルのパターンもお気に入り。これの10番で2002年の夏に養沢で尺ヤマメを掛けました。下がその写真。ゴギ用に巻いた鉤だし、魚もいかにも成魚放流という姿ではあるのですが、しぶい状況での1尾なのでそこを評価!

テールをなぜテールの位置に結ばないかというと、いつも小さな魚ばかり相手にしていて、テールのせいで鉤がはじかれる(ような気がする)経験が多々あるため。しかしテールがいわゆるダブルウイングの後ろの部分のように機能するため、ボディ前半をきわどく支えながら、後半が沈み込んでアピール度が高くなるという狙いもあるんですよ。いったん水になじむとそんな理屈関係なしに水没しちゃうけどね。