8月から体調が悪かったのですが、病院に通っても悪くなる一方。だましだましの生活をしてきましたが、ずっと続いていた腹痛がいよいよ耐え難くなり、高熱も出てダウン。病院に担ぎ込まれました。いやがる主治医を説得して入院させてもらい、きちんと検査をしてもらった結果、泌尿器科から内科に移され主治医も交代しました。誤診の疑いがきわめて濃い成り行きですが、この際そんなことはどうでもよくて、とにかく早く楽になりたかった。
診察結果は劇症の大腸炎で、大腸のいたるところに潰瘍が出来まくっているという恐ろしさ。内視鏡検査は死ぬほど痛かった。
私は泌尿器科でもらっていた薬が合わなくて薬剤性の腸炎になっていたんじゃないかと疑っています。でも入院前日の忘年会のあとから急激にひどくなったので、何らかの感染症も出ていたんじゃないかとも思います。抗生剤でたたいたあとで組織を取ったので、病原菌が出てこず、原因についての決めてはありません。
年末年始は病院が閉まるので28日に退院させてもらいましたが、体力が落ちて5階のアパートまであがるのが大変でした。
退院といっても治ったからではなく、正月2日は合併症の尿管結石で2回急患患者になりました。
入院後きちんと検査が済むまでは泌尿器科の病棟だからこの点滴も泌尿器科で出してもらったもの。退院後に見たら笑えますが、全然違う病気だと思われていたというのが何とも悲しいです。でも同じような目に遭う人って多いんですよ。
大腸内視鏡検査のために下剤を飲まされました。もともとひどい下痢でお腹の中がからっぽだというのに更に下剤を2回飲まされ、トイレに座りっぱなし。下痢の患者には検査前日の1回目の下剤は不要でしょう。おかげで一睡もできませんでした。こういうマニュアル医療は大いに改善の余地がありますね。
退院間近になると一応食事らしい食事が・・・、と思ってふたをあければまるで病人食!ま、病人だから仕方ないか。売店でレトルト食品を買ってみたけれど、体が受け付けませんでした。消化管がだめになっているから少しでも香辛料が入っているとお腹が痛くなります。おかげでもともときらいな胡椒に対してものすごく敏感になりました。