豊田町の有害獣駆除隊の西山隊長が5月7日の午後7時ごろお亡くなりになりました。脳幹出血で倒れているところを昼過ぎに発見され、病院に運ばれましたが、手遅れだったとのこと。享年71歳。若すぎるお別れです。
4月の29日には猟があり、私たちもサンプリングに行っているので、元気な西山さんとお会いしています。私たちの作業が遅いので、他の隊員の方々が帰られるなか、最後まで残って私たちの片付けが済むのを見届けてから帰宅されました。
6日は朝から雨で、駆除が中止になりました。私は13日はサンプリングに出られないので、20日に行きますからとお伝えして電話を切りました。これが西山さんとの最後の会話になりました。

13日になって駆除隊の松崎さんから西山さんの訃報について連絡を受けたので、翌日の14日、葬儀から5日も経ってから弔問に訪れることとなりました。
奥様と息子さんが出迎えてくださり、線香をあげさせていただき、たまたま来ておられた松崎さんも交えて隊長さんのことをいろいろお話ししました。ときどきサンプリングに連れて行く娘を「利発な子だ」と言って奥様にも話してくださっていたそうです。私たちと駆除隊の関係は、私たちが一方的にお世話になるばかりで、駆除隊としては協力しても何のメリットもないのに、いつも気持ちよく接して下さいました。ありがたいことです。

20日は2年生、27日は3年生が見学に同行する予定が入っていました。弔問から1日たった今でも信じられません。何か夢をみているような感覚です。

駆除隊は1ヶ月間活動を休止することになりました。