今年の卒論発表会は2会場同時進行で1日のみの開催となりました。出席番号順に機械的に分けたため、潮田品川組と松島さんは涙の分かれ。ただし同じ時間の発表は避けてもらったので、全員の発表を見ることができました。発表中はこんな感じ。ナイトショットでの撮影です。
トップバッターは潮田くん。
質疑応答では照明がつくのでカラー写真になります。カメラマンは3年生。「座長」の札に見事にピントが合っています。
潮田君はイノシシの食性をテーマに。山田美音さん、藤井くんと続いたイノシシネタでの3人目です。今回はタケノコが本当に高タンパク食なのかという点を掘り下げて、面倒な分析にチャレンジしてくれました。
2番手は品川君。タヌキによる農業被害の防除という、当研究室としてはまったく新しいテーマで、プレゼンにもタヌキの行動のビデオ紹介を盛り込んだため、学生ウケはとてもよかったようです。内容について本人が最後まで悩んでいたので安堵しました。
品川君の発表が終わると同時に別会場へ移動。
松島さんはシカの分布の中心と辺縁部で食物の質が異なるのかどうかを、おびただしい数のサンプルをこなして、とても興味深い結果を出してくれました。退屈な分析の日々に音を上げずにやり通したところは立派です。生真面目な彼女だからこそやり通すことができたのだと思います。
発表が終わってリラックス。発表会のあとで卒論提出の締め切りがあるので、これからまた卒論の仕上げが待っています。ほんとこの時期は大変。
ご褒美はシュシュのケーキ。美味しそうでしょ?美味しかったらしいですよ。私の分はなかったけれど・・・。