これは広島県の調査ではなく、いつもの田坂さんの調査を観光客が多い日曜日を狙って実施したものです。
個体数カウントと糞の採取が主な目的ですが、11日と14日に捕獲してマーキングした子ジカたちを確認することも大切な項目の1つです。
尻尾の両側が赤く着色された個体はキャンプ場で捕獲された1歳のメス(16.7kg)。包ヶ浦の南端にある牡蠣殻の捨て場で発見しました。
これは右側だけに赤の着色。包ヶ浦のグランドで捕獲した0歳のオス(13.3kg)。ご覧の通り角座の影も形もありません。この個体はキャンプ場で発見しました。
右が青いのは杉の浦のホテル前で捕獲した0歳のメス(11.6kg)。公共浴場脇の空き地で発見。案外動き回るものです。

私はいつも桟橋よりも東を、田坂さんが西の厳島神社近辺を担当するのですが、田坂さんの話では、14日に大元公園で捕獲した子ジカを神社裏で見かけたとのこと。神社裏から大元公園を過ぎて網の浦あたりまでは1つの個体群とみなしてよいのかもしれません。

それにしても・・・着色に用いたアニマル・マーカーという特殊マジック。色が8週間もつということでしたが1週間足らずでこれだけ薄くなるところを見ると、その効果は怪しいものです。おそらく次回には視認できなくなっていることでしょう。ちょうどいいタイミングで田坂さんの調査が入っていたものです。
調査後の一服。いつも日曜日にはお手伝いに来てくれる娘のリクエストで「揚げもみじ」を食べに。他にも「イカ天が食べたい」とか、「焼き牡蠣が食べたい」とか、言いたい放題。いい加減にしなさい。

この「揚げもみじ」、カロリー過多が心配ですが、美味しいですよ。たまにはこんなものも良いと思います。