実は再燃中です
先日研究室を訪ねてくれた中野さんからも「その後どうですか?」と聞かれたので、病気に関する近況を書いておきます。

小澤先生の退職記念行事の時は入院中の病院から駆けつけましたので、あの時のイメージが焼き付いている人もいるかもしれません。

当近況欄をご覧いただけば、だいたいはお分かりの通り、今はすっかり元気です。もちろんクローン病という病気自体が難病に指定されていることもあって、一筋縄では行かないのですが、現在服用しているのは整腸剤だけです。
自律神経免疫療法を中心とした東洋医学的アプローチが私の体には合っていたようで、対症療法中心の西洋医学で出される薬を一切拒否して2年半になりますが、それが原因で悪化したということはありません。
ただし主治医の先生が言うとおり、夏は難しい季節のようで、昨年同様5月ぐらいから調子がおかしくなり始め、現在も腹痛は続いています。こういうのを「再燃」と呼ぶようです。調子がいい時は「緩解(かんかい)」。

というわけで現在は再燃中ですが、2年前の地獄の再燃と比較すれば、苦痛の次元はまったく異なります。
早く完治宣言を出したいものですが、生活習慣全般をしっかり管理しないといけなくて、それを徹底するだけの精神力・自己管理能力がないのが、今一歩のところで完璧に病気を克服できないでいる理由でしょう。でも自分を責めてばかりいるとストレスになって、それが悪化の原因にもなるというので、ある程度は気長に構えないといけないのかもしれません。

ただ、病気を理由に仕事をなまけるような人間にはなりたくないので、これからも前向きに病と対峙して、一日も早い完治をめざします。
問題は夏ですので、来年の今頃腹痛がなければ限りなく完治に近づいたと言えるでしょう。

ご心配をおかけしていますが、まあそんなところですので、もうしばらく暖かく見守っていただければ幸いです。