松島さんの修士論文の仕上げのために、ゴギの放流にかかわった方々への聞き取り調査に行ってきました。ゴギの養殖は試験場などでも挑戦しながらうまくいかなかったものを、養魚場経営の伊藤さんがノウハウを確立し、受精卵がとれるようにしたものです。これが各地で発眼卵の状態で放流されたと考えられています。当時の状況をていねいに聞き取っていきます。新聞記事の切り抜きなどの資料も見せていただきました。
その養魚場の釣り堀でフライフィッシング。
ここではニジマスが釣れます。私たちの研究でサンプリングされるのは20センチ程度のゴギばかりですから、40センチを越えるニジマスとなると釣り方もファイトの仕方も全然異なってきます。たかが釣り堀とは言ってもそれなりにスリリングですよ。
左は同行した藤間先生に助けられてニジマスを釣り上げた玉那覇さん。
右は藤間先生が釣り上げたニジマス。
ここは釣り上げた魚はリリースする約束なので、写真を撮ったあとはすぐに池に戻しています。