周防大島町がイノシシ対策に本腰を入れるということで、山口大学の協力を求めてきました。契約締結前ですが、とにかく現場を見たくて大森君と出かけてきました。
指さしている白いものはイノシシがもぎ取ったミカンのヘタの部分。胸の高さですから、つまりは後足で立ち上がって食べていることに。この木は収穫後だから果実が見えませんが、上の画像のように地面すれすれにも実がついています。それでも酸っぱいのには見向きもしないようで、一旦くわえても気に入らないとすぐに吐き出し、甘いものだけを食べるぜいたくをしているようです。これではきちんと防除しないとイノシシが本気になったらひとたまりもないでしょう。
ミカンの他に狙われるのはタケノコ。伐採した竹でフェンスを作るのも良いですが、しっかり作らないと隙間から侵入されます。とはいえ山は竹だらけ。柵をしていない竹林がほとんどなので、餌に困ることはないでしょう。
さて、どうやって成果を出すか。知恵の絞り甲斐があろうというものです。