4年生の晴れ舞台、卒論発表会がありました。唐津くんは過去4ヶ年にわたり山口県内で不幸にも捕殺されてしまったクマから分かることを、外部計測値や臓器の重量、胃内容物の分析結果等を用いて総合的に考察しました。南野さんはシカのDNAについて、とくに島根県と九州北部における分布拡大に焦点を当てて研究しました。前田君は中国地方のイワナのDNA研究を布野君から引き継ぎ、でもそれだけでなく形態も調べて分子系統と形態の両面から放流魚を特定する手法の確立に挑戦しました。
フロアからの質問の意図がきちんと理解できなくて応答に詰まる場面があるのは例年のこと。ほんの少しの反省点をかかえながら、でも安堵の気持ちの方が大きいのでは。これからの1週間は論文の仕上げで忙しくなります。もう一息です。がんばって。