ウイングの色や質感はパラシュートにおいても非常に重要であるらしいですね。特にハックルが薄いパラダンでは、ハックルを通してウイングが見え見えになるため、しぶい状況で蛍光色のウイングは不利。かといって地味な色あいのウイングでは白泡の多い渓流では見にくくて仕方ないわけです。そこで２色のラムズウールを使用し、内側に蛍光色、外側に自然色を配したウイングを採用してみました。魚からは蛍光色のウイングは見えにくいはず。効果は上々。ヤマメもよく釣れます。蛍光インナーウイングはアルファ目印などを使ってもよくて、この場合はさらに目立つようになりますが、魚からも見えるのではないかと、ちょっと心配。実際の効果の違いは管理釣り場などで実験した方がよいのでしょうが、そこまで暇じゃないし、ある意味自己満足の世界なので、まあいいかなと・・・。（ウイング材のハイビズは使わないのでご注意。ラムズウールもアルファ目印もドライシェイクとの相性がすごくいいのが採用の理由なのです。）
同じようなことを勝俣雅晴氏がティムコのＨＰに書いていました。誰でも（？）まじめに考えると似たような結論に落ち着くのだ！