多面体の中には正多面体という特別なものがあります。

それはどんな多面体かというと、まず、『凸多面体』という多面体であること。

凸多面体というのは、へこんでいない多面体です。

次に、『どの頂点も面を同じ数だけ集めてできる』多面体であること。

一般に多面体は、1つの頂点に同じ枚数の面が集まっているとは限りません。

しかし、正多面体の場合はどの頂点にも面が同じ枚数集まっています。

最後に、『1種類の同じ大きさの正多角形からできている』こと。

例えば、異なる大きさの三角形からできる立体は正多面体とは言いません。