12月11日に第52回山口県放射線科医会が開催されました。47名の先生方に参加していただき、盛会裏に終えることができました。
一般演題は11題で、画像診断、IVR、放射線治療など多岐にわたる内容でした。質疑応答が白熱し、予定時間を超過してしまいましたが、とても有意義な研究会になりました。
ミニレクチャーは、山口宇部医療センターの田中伸幸先生が『脱malpractice! 見逃しやすい所見と病態:胸部』を講演していただきました。
前半パートでは、意外と難しいびまん性肺疾患として、典型的なtree-in-budの肺結核から類似した所見を示す肺病変との鑑別ポイントを解説していただきました。
後半パートでは、肺炎をマクロおよびミクロな病理学的視点から画像所見を追求し、モザイクパターンの意義などを説明していただきました。
来年こそは現地開催を期待しますが、今回はWEB開催の良い部分も引き出せた研究会であったと思います。
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第52回山口県放射線科医会(WEB開催)
2021.12.11UPDATE