山口大学大学院医学系研究科 放射線医学分野 山口大学大学院医学系研究科
放射線医学講座

Department of Radiology, Yamaguchi University Graduate School of Medicine

topics医局のできごと

消化器内科と放射線科合同でCRESTを開催しました!

2024.10.22UPDATE

10月22日に国際ホテル宇部(ハイブリッド開催)でCREST(Collaborative workshop for the Refinement of EndovaScular Therapy in Yamaguchi)が開催されました。この研究会は消化器内科の石川先生の発案で、消化器内科と放射線科合同でのIVR・血管内治療に特化した研究会として初開催されました。

症例検討会で私が「Case based review-ステアリングマイクロカテーテルを用いた血管塞栓術-」というタイトルで講演させていただきました。なかなか他科の先生を前に発表する機会がなく少し不安でしたが、興味を持っていただけた様子が伺えて安心しました。

特別講演では高知大学医学部放射線診断・IVR講座の山上教授に経皮的腫瘍ablationを中心にご講演賜りました。当科でも来年度からRFAを開始する予定で、それに向けてとても有意義なお話を聴くことができました。

来年度以降もこの研究会が継続していくことを期待しています。

第60回 日本医学放射線学会秋季臨床大会

2024.10.20UPDATE

2024年10月18日(金)~20日(日)に福岡国際会議場で第60回日本医学放射線学会秋季臨床大会が開催されました。

伊東教授と田辺先生はランチョンセミナーの講演、飯田先生は教育講演を行い、田辺先生と國弘先生は教育講演の座長を担当しました。國弘先生、井上先生、鎌村先生はポスター発表を行い、國弘先生は優秀演題を受賞しました。野村先生は併催の第38回胸部放射線研究会で発表を行いました。

学会では放射線医学に関する様々な話題に触れ、最新知見を共有することができました。後日のオンデマンド配信でも勉強させていただきたいと思います。学会後の食事では福岡名物のもつ鍋を堪能しました。

第37回中国四国IVR研究会に参加しました。

2024.09.29UPDATE


2024年9月28・29日に岡山国際交流センターで第37回中国四国IVR研究会が開催されました。

当院からは伊原先生、中嶋先生、古谷が参加しました。
伊原先生が「腎気管支内転移に対する気管支動脈塞栓術後に腫瘍塊が喀出された1例」、中嶋先生が「3度の動脈塞栓術を行った腎損傷の1例」、古谷が「膵仮性嚢胞内出血に対して2度のTAEを行った1例」を発表しました。
中国四国各地でのまれな症例や偉大な先生方の技術や考え方を学ぶことができ、明日からの診療に生かしたいと思います。

また、28日の夜には岡山大学のレジデントの先生と交流させていただきとても良い刺激になりました。とても学びの多い二日間でした。

第30回肝血流動態・機能イメージ研究会

2024.01.28UPDATE

1月28日(日)に第30回肝血流動態・機能イメージ研究会がWEB開催されました。
今回は7題の症例検討が行われ、前半の放射線コメンテーターとして伊東教授が登壇されました。
WEBながら各症例で白熱した討論が行われ、診断過程の勉強になりました。

博士学位論文公開審査会(成清先生)

2024.01.23UPDATE

1月23日、成清先生の博士学位論文公開審査会が行われました。

論文タイトルは、「Longitudinal changes in renal volumes evaluated by automated three-dimensional volumetric computed tomography of the whole kidney: The association with the renal function and disease progression.(CTによる自動3次元容積測定により評価された腎容積の長期的変化の評価と腎機能・腎臓病の増悪との関連の検討)」です。

発表後の話では、本人は緊張していたようで、無事に合格できてほっとしていました。

第74回九州MRI研究会に参加しました

2024.01.06UPDATE

2024年1月6日に第74回九州MRI研究会がハイブリッド開催されました。

鹿児島大学の副腎腫瘍の症例に回答し、鑑別疾患を複数あげて画像所見から除外する過程を学びました。

一般演題は中枢神経、頭頚部、心臓、腹部から5題出題があり、いずれも鑑別に苦慮する症例や珍しい症例で勉強になりました。

第54回 山口県放射線科医会が行われました !!

2023.12.23UPDATE

2023年12月23日 (土) に国際ホテル宇部で、第54回 山口県放射線科医会が行われました。

一般演題では、画像診断・IVR・放射線治療に関する12題が集まりました。いずれも示唆に富む発表で、活発な質疑応答も行われました。
特別講演では、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院 画像診断課の岸本理和先生に「びまん性肝疾患の画像バイオマーカUp-To-Date/RNSAトピックス」というテーマでご講演していただきました。NAFLDの新しい呼称 “MASLD”の話から始まり、肝臓の硬度を測定する超音波やMRのelastgraphy、脂肪を測定するPDFFについて解説していただきました。また、RSNAの話題としてChatGPTなども取り上げていただきました。

懸念されていた雪も降らず、52名の先生方にご参加いただきました。なかなか放射線科医が一同に集まれる機会も少ないので、年末に1年間を振り返る良い交流の場となりました。

画論31st The Best Image

2023.12.17UPDATE

12月17日、「画論31st The Best Image」が開催され、オンラインにてweb中継されました。
画論とは、CT・MR・超音波の3つの画像分野において、clinical valueを総合的に判断し、「画像診断技術の発展と医療への貢献に役立つ画像」を審査するイベントです。

当科の伊東教授が審査員を務めました。

第19回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchiが開催されました。

2023.12.14UPDATE


12月14日(木)、第19回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchiが山口大学医学部附属病院内の霜仁会館で開催されました。
防衛医科大学校 放射線医学講座の新本 弘 教授に「前立腺MRI: いろはの”い” 」というタイトルで講演していただきました。

最初に前立腺癌のPI-RADS v2.1における読影のポイントとピットフォールを症例ベースで提示していただきました。PI-RADSは日常診療でもよく用いるカテゴリー分類ですが、Overdiagnosisになりやすい移行域の病変を非常に分かりやすく解説していただき、明日からの診療にとても役立つ内容でした。後半には前立腺癌の稀な疾患や転移に関する話題も提供していただきました。ご講演いただき、ありがとうございました。

第139回 日本医学放射線学会中国・四国地方会

2023.12.09UPDATE

2023年12月8, 9日に岡山国際交流センターで第139回 日本医学放射線学会中国・四国地方会がハイブリッド開催されました。
当院からは伊東教授、國弘先生、松隈先生、諸岡先生、野村が現地参加しました。

活発な質疑応答や討論が行われており、非常に勉強になる有意義な2日間でした。
当科からは諸岡先生が 「充実成分を有する原発性肺腺癌のCT所見の検討」、野村が 「後腹膜腫瘤の1例」 の演題発表を行いました。
また、今回から教育講演が始まり、「EOB造影MRI」と「脳卒中」 の2項目についてでした。
新たに学ぶことも多く、今後の日常診療に生かしていきたいと思います。

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