山口大学大学院医学系研究科 放射線医学分野 山口大学大学院医学系研究科
放射線医学講座

Department of Radiology, Yamaguchi University Graduate School of Medicine

topics医局のできごと

第43回神経放射線ワークショップに参加しました

2023.07.22UPDATE

2023/7/20-22に飯田先生、田邊先生、井上先生、鎌村先生で神経放射線ワークショップで鹿児島に行ってきました。
田邊先生がRosai Dorfman病の症例を出題しました。
飯田先生は解答が当たり、脊髄内顆粒細胞腫の正答率0%の難問でしたが、髄内神経鞘腫と解答され、ほぼ正解でした。
貴重な症例にたくさん触れることができ、大変勉強になりました。

第4回日本核医学会中国・四国支部会に参加しました。

2023.07.22UPDATE

2023年7月22日に第4回日本核医学会中国・四国支部会が山口市の維新ホールで行われました。
医療法人聖比留会セントヒル病院 副院長の菅一能先生が当番世話人でした。

一般演題は11演題と充実した内容で、活発な意見交換が行われ、大変有意義な会となりました。当院からは上田先生が座長や発表を行いました。
教育講演は山口大学大学院医学系研究科 病態検査学 山本 健教授の「NH3-PET による心筋血流定量」、特別講演は京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座 画像診断 片岡正子先生の「乳癌画像診断におけるPET検査 知っておきたい他の画像との比較と使い分け」でした。大変勉強になりました。

2023年度 第1回入局説明会を開催しました!!

2023.07.21UPDATE

7月21日(金)に第1回入局説明会を行いました。
小林先生から放射線科の仕事内容や様子、やりがいに関する熱弁があり、田辺から放射線科プログラムに関する具体的な説明を行いました。
5名の研修医や医学生の参加があり、楽しい交流会となりました。
ご参加いただき、ありがとうございました。

次回は、2023年9月30日(土)に第2回入局説明会を予定しています。
放射線科に興味のある研修医・医学部生のみなさまの参加を心よりお待ちしています。
詳細は研修医や学生メーリングリストなどでご連絡します。

第17回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchi

2023.06.30UPDATE

6月30日(金)、第17回Cutting Edge Radiology in Yamaguchiが山口大学医学部構内の霜仁会館で開催されました。
自治医科大学とちぎ子ども医療センターの松木 充教授に「Teaching fileを通して、画像診断を楽しもう!」というタイトルで講演していただきました。

放射線技師、放射線科初心者、放射線科エキスパート向けの3つのパートに分けて、臨床症例をベースに解説していただきました。日常診療で注意を要する撮像法や読影から稀な疾患までクイズ形式で出題され、勉強になる1時間でした。ご講演ありがとうございました。

第138回日本医学放射線学会中国・四国地方会

2023.06.25UPDATE

2023年6月24・25日に岡山県倉敷市芸文館で第138回日本医学放射線学会中国・四国地方会が開催されました。当院から國弘先生、田辺先生、清山先生、中嶋先生が発表で参加されました。
コロナ5類移行後の現地開催でもあり、若手の発表もふくめ活発な質疑応答や意見交換が行われていました。

会場近くには美間地区という白壁の蔵屋敷がありました。日中は海外の方も含め多くの観光客であふれていましたが、早朝の静かな雰囲気もまた趣があってよいものでした。
会場近くのポケモンのマンホールも探してみました。

ESGAR 2023 in Valencia に参加しました!

2023.06.16UPDATE

6月13日~16日にスペインのバレンシアで開催されたESGAR 2023 に参加しました。当科からは伊東教授を含めた4人が現地出席し、三好先生、伊原先生、田辺がポスター発表をしました。

ESGARはヨーロッパの腹部放射線学会で、特に教育講演が充実していました。テーマごとに数名の先生が講演され、最後に司会者が用意した問題症例を講師の先生方が当てていくクイズ形式は、エキスパートの考え方を学べる貴重な経験でした。「腹部外傷」の講演では、まず最初のテーマが「銃創」から始まるところは、日本の治安の良さを改めて感じました。

学会会場はバレンシア市街地と比較的近い位置にあり、地下鉄やバスなどの公共機関でアクセスは容易でした。ヨーロッパならではの街並み、バレンシア発祥とされるパエリア、チョコレートにつけて食べるチュロス(意外とあっさり)など、スペイン文化にも触れることができました。もちろん、バレンシアオレンジもおいしくいただきました。また機会があれば訪れたい魅力的な都市でした。

2023 ISMRM & ISMRT Annual Meeting & Exhibition in Toronto に参加しました。

2023.06.08UPDATE

6月3日~8日に2023 ISMRM & ISMRT Annual Meeting & Exhibitionがカナダのトロントで開催されました。当科からは伊東教授を含め4人が参加し、田辺先生が肝臓のMRI造影剤に関する講演をされ、田辺先生、東先生、現在徳山中央病院に勤務中の井上先生がポスター発表をしました。

ISMRMの現地参加は4年ぶりでしたが、コロナ前よりも会場は賑わっていた印象で、我々のポスター発表の際も予想以上に多くの人が集まり、驚きました。井上先生は海外学会初参加とは思えないほど堂々と質問に対応していました。

今回、行きの飛行機トラブルでトロントにすんなり到着できず、荷物が届かないといったハプニングもありましたが、学会中は最先端の研究に関する講演・発表を聴いたり、自分の研究分野に関連する発表から情報を仕入れたりすることもでき、危機管理を含めて学びの多い貴重な経験になりました。学会の合間には観光スポットめぐり、観劇、ショッピングなど、トロントをたっぷり満喫できました。

第31回 山陽・山陰 Radiology Update 学術講演会が開催されました。

2023.05.27UPDATE

5月27日(土)に第31 回 山陽・山陰 Radiology Update 学術講演会が岡山大学鹿田キャンパス内のJunko Fukutake Hallで開催されました。今回は山口大学が企画した「小児急性期疾患の画像診断」というテーマで、66名の先生方が参加されました。

安藤久美子先生には「頭部の救急疾患」、森田有香先生には「骨軟部外傷」、古川理恵子先生には「急性腹症」について講演していただきました。成人の疾患が多い当院ではまとまって勉強する機会が少ない領域なので、症例ベースの各先生方のご講演はとても分かりやすく、日常診療にも役立つ有意義な内容でした。

第52回日本IVR学会総会に参加しました。

2023.05.20UPDATE

5月18~20日に日本IVR学会総会が高知県で開催されました。当科からは田辺先生と私(伊原)がポスター発表を行いました。また、関連施設からは関門医療センターの岡田先生が特別企画で講演された他、一般演題とポスターでも発表をされました。

ハイブリッド開催でしたが、ちょうどコロナが5類へ移行したこともあり、1000人以上が現地参加されていたようで、非常に盛り上がっていました。

個人的には、J-CIRCLE(日本IVR医若手コミュニティ)の世話人をさせていただいている関係で他施設の先生方と交流する機会があり、IVRに対するモチベーションがさらにあがりました。

令和4年度のJJR優秀論文賞を東先生が受賞しました!!

2023.04.29UPDATE

Japanese Journal of Radiology (JJR)に投稿された論文の中から年1回数名選ばれる賞で、論文名は「The pancreatic exocrine function in patients with pancreatic endocrine insufficiency: the evaluation with cine-dynamic magnetic resonance cholangiopancreatography using a spatially selective inversion-recovery pulse and T1 mapping(膵内分泌機能低下患者における膵外分泌機能:空間選択的IRパルス併用cine dynamic MRCPとT1マッピングによる評価)」です。

投稿し始めてからアクセプトされるまでにかなり時間がかかった論文で、発展途上の内容ではありますが、今回の受賞はいつもお忙しい中論文のご指導を頂いている伊東教授をはじめ、日頃から研究でお世話になっている先生方や診療放射線技師の方々の協力のおかげであり、皆様に心より感謝申し上げます(東より)。

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