山口大学大学院医学系研究科 放射線医学分野 山口大学大学院医学系研究科
放射線医学講座

Department of Radiology, Yamaguchi University Graduate School of Medicine

topics医局のできごと

2022 Joint Annual Meeting ISMRM-ESMRMB(ハイブリッド開催)

2022.05.07UPDATE

 

5月7日~12日に2022 Joint Annual Meeting ISMRM-ESMRMBが英国ロンドンでハイブリッド開催されました。当科からは伊東教授と東先生が参加し、東先生がgather.townセッション(online power pitches)で、「Bile flow dynamics in patients with cholelithiasis: Evaluation with cine-dynamic MRCP using spatially selective inversion-recovery pulse(胆石患者における胆汁の排出動態:空間選択的IRパルス併用cine dynamic MRCPによる評価)」を発表しました。
今年もコロナ禍などの影響により、残念ながら現地参加はできませんでしたが、現地での講演をWebで視聴可能であり、また今年から導入されたgather.townというバーチャル空間でのセッションに自分でアバダーを作って参加することができました。最新のMRI技術を使用した研究発表が多く、理解力のなさと英語力の低さに多少落ち込みましたが、最近のトピックの一つであるCOVID-19関連の研究をはじめ、興味深い演題を多く聴くことができ、学会発表の準備も含めて非常に良い経験をさせていただきました。

3年ぶりに放翔会が開催されました!!

2022.04.23UPDATE

4月23日(土)に放翔会(山口大学医学部放射線科同門会)が開催されました。3年ぶりの開催で、新型コロナウィルス感染対策として、初のWEB開催となりました。

関連病院紹介では、原田祐子先生が宇部興産中央病院の紹介をされました。学位授与記念講演では、三好啓介先生、亀田ふみ先生、東麻由美先生、伊原研一郎先生の4名が講演を行いました。新入局員紹介として、上田和志先生、苅田雅子先生、清山遥加先生がコメントしました。

63名の先生にご出席いただきました。対面でお話できない寂しさはありましたが、例年は参加できない遠方の先生方の出席もあり、記憶に残る会となりました。

医局引っ越し

2022.04.01UPDATE

3月31日~4月1日にかけて、放射線科医局の引っ越しがありました。耐震工事が終了し、きれいになった臨床研究棟1階に戻ってきました。
カンファレンス室には85インチのTVを導入しました。スクリーンに比べて、CT画像などが鮮明に描出され、少し明るい状況でもカンファレンスができるようになりました。
医師控室には本棚付きの机を設置しました。全体的に白色が基調なので、見た目が明るい感じになりました。

IVRハンズオン説明会(オルフィスCVキットNeoⓇ、レオニスムーバⓇ)

2022.03.28UPDATE

3月28日にSBカワスミ株式会社の担当者さんにオルフィスCVキットNeo、レオニスムーバのハンズオン説明会を開催していただきました。
オルフィスCVキットNeoは、増加しているCVポート留置でよく使用していますが、その特徴が再確認でき、ポート留置時のコネクタ接続のコツを教えていただきました。レオニスムーバは操作性を試すことができました。

第12回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchi(WEB開催+現地会場)

2022.03.17UPDATE

3月17日、第12回 Cutting Edge Radiology in YamaguchiがWEB開催されました。名古屋大学大学院医学研究科 量子医学分野 長縄慎二教授に「Glymphatic systemとMR造影剤」について講演していただきました。
“Glymphatic system”はだいぶ普及してきた概念ですが、その詳しい解説、歴史、対立する主張などについて、分かりやすく解説していただきました。ご講義を賜りまして誠にありがとうございました。

第51回日本神経放射線学会に参加しました!!

2022.02.18UPDATE


2022年2月18日の日本神経放射線学会のフィルムリーディングセッションにWebにて参加しました。北海道大学の出題で、山口大学の解答者は田邊先生でした。症例はepidermoid cystで、正解できました。その他の演題も興味深いものが多く、とても勉強になりました。

第28回肝血流動態・機能イメージング研究会を開催しました!!

2022.01.30UPDATE


1月30日(日)に第28回肝血流動態・機能イメージング研究会をWeb開催しました。今回は伊東克能教授が当番世話人でした。
午前中はシンポジウム「肝血流とイメージング:病理病態の解明と新たなアプローチ」が行われました。まずは、病理や画像診断の総論が講演されましたが、以前から知られている内容だけでなく、最近の知見も含めたとても興味深い内容でした。
その後、さまざまなモダリティ(IVR、CT、超音波、MRI)を用いた血行動態解析の講演があり、技術の進歩を感じることができました。
午後からは一般演題の発表がありました。新規薬剤や人工知能など“新たなアプローチ”に関する発表も多く、この学会の特色でもある白熱するDiscussionも行われていました。
当科からは、田辺先生が「肝細胞癌の治療後に出現した肝血流肉腫の1例」を発表しました。
たくさんの先生方にご参加いただき、盛会裏に終えることができました。ありがとうございました。

IVRハンズオン説明会(Target デタッチャブルコイルⓇ)

2022.01.18UPDATE


日本ストライカー株式会社の担当者さんにTarget デタッチャブル コイルⓇ のハンズオン説明会を開いていただきました。
人体モデルをご用意いただき、水流の中でコイルを留置する練習をさせていただきました。
通常の動脈瘤や血管塞栓のほか、ダブルマイクロカテーテル法なども試すことができました。
透視で見ている塞栓率と実際の塞栓状況を直接比較することができ、貴重な経験となりました。

博士学位論文公開審査会(東先生)

2022.01.14UPDATE


1月14日、東先生の博士学位論文公開審査会が行われました。
論文タイトルは、「Pancreatobiliary flow dynamics: Association between bile and pancreatic juice evaluated with cine-dynamic magnetic resonance cholangiopancreatography using spatially selective inversion recovery pulse. (膵液・胆汁の排出動態:空間選択的IRパルス併用cine dynamic MRCPによる胆汁と膵液の関連性の評価)」です。
主査と副査の先生方には研究内容に非常に興味を持っていただき、今後の研究にもつながるようなありがたい質問をたくさん頂きました。
今後の研究の励みにもなる良い機会となり、お世話になった関係者の方々、本当にありがとうございました。

博士学位論文公開審査会(伊原先生)

2022.01.13UPDATE


1月13日、伊原先生の博士学位論文公開審査会が行われました。
論文タイトルは、「Hemodynamic changes of abdominal organs after CT colonography with transrectal administration of CO2: evaluation with early‑phase contrast‑enhanced dynamic CT (経直腸的炭酸ガス注入によるCTコロノグラフィー後の腹部臓器の血行動態変化:造影ダイナミックCT早期相による評価)」です。
CTコロノグラフィーの検査で肝臓の濃染域に着目した興味深い内容で、同研究は2020年の日本医学放射線学会総会でもCypos賞に選ばれていました。
お疲れさまでした。

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