山口大学大学院医学系研究科 放射線医学分野 山口大学大学院医学系研究科
放射線医学講座

Department of Radiology, Yamaguchi University Graduate School of Medicine

topics医局のできごと

第10回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchi(WEB開催+現地会場)

2021.09.27UPDATE


9月27日、第10回Cutting Edge Radiology in YamaguchiがWEB開催されました。
島根大学医学部 放射線医学講座 教授 北垣一 先生が60分間、「脳卒中の画像診断 背景にある特殊な病態」について講演されました。
症例を提示しながら鑑別点を分かりやすく解説していただきました。
脳卒中という診断名に惑わされないことや脳卒中の原因は様々であり広い知識を持って考察することを肝に銘じて、今後も読影に励んでいこうと思います。ご講義を賜りまして誠にありがとうございました。

動画「放射線科医の一日」を作成しました。

2021.09.24UPDATE


動画「放射線科医の一日」を作成しました。
https://youtu.be/ampSbFdffdM
放射線科がどのような仕事をしているか興味のある方、入局を希望されている方は是非ご覧ください。

第34回頭頸部放射線研究会(WEB開催)

2021.09.18UPDATE


9月18日、第34回 頭頸部放射線研究会のIIS(イメージインタープリテーションセッション)に田邊先生が参加しました。
クイズ形式で宮崎大学の出題に対して解答しました。硝子血管型のCastleman病で、正解できました。
その他の症例も貴重な症例が多く、大変勉強になりました。

第57回日本医学放射線学会秋季臨床大会(Web開催)

2021.09.17UPDATE


9月17日~19日にLIVE配信、10月4日~31日にオンデマンド配信で第57回日本医学放射線学会秋季臨床大会が開催されました。
昨年と同様に完全Web開催となりましたが、現地開催の時と同様に内容は充実しており、むしろオンデマンド配信もあることで、現地に行くよりもゆっくり学術展示を見たり、多くの講演を聴いたりすることができました。
研修医・医学生セミナーでは、飯田先生が「唾液腺の画像診断」を講演し、唾液腺の代表的な疾患の画像所見や読影のポイントなどについてわかりやすく解説して下さいました。
一般演題では、國弘先生が「造血幹細胞移植の有無による肺感染症のHRCT所見の比較検討」を、田邊先生が「軽微な外傷を契機とした脊髄梗塞に脊髄鉛筆状軟化を続発した1例」を発表しました。
共催セミナーでは、東先生がキヤノンメディカルシステムズの共催で「体幹部MRIの新たな可能性~定性画像から定量画像まで~」を講演しました。

第49回日本磁気共鳴医学会大会(ハイブリッド開催)

2021.09.10UPDATE


9月10~12日、第49回日本磁気共鳴医学会大会が開催されました。
会場はパフィシコ横浜 ノースでしたが、緊急事態宣言下であったためWebで参加しました。
診療報酬加算がついたDWIBSの活用法、MRの定量評価、Glymphatic systemなど多彩なシンポジウムが組まれていて、とても充実した内容でした。少し時期をずらしたオンデマンド配信も用意されているので、見逃した講演はそちらで見ようと思います。
田辺先生がランチョンセミナーで「EOB-MRIの読影とレポートの書き方」の講演を行いました。

第69回九州MRI研究会 (WEB開催)

2021.09.04UPDATE


9月4日に第68回九州MRI研究会が開催されました。
出題者は諸岡先生、解答は佐賀大学でした。嚢胞変性をきたした神経内分泌腫瘍の問題でした。
今回もWeb開催となりました。自宅で手軽に参加できるのは大変ありがたいです。
他大学の先生の鑑別のやり方を詳しく聞くことができ、勉強になりました。

IVRハンズオン説明会(Rescue BalloonⓇ, Pinnacle BlueⓇ)

2021.09.01UPDATE

東海メディカルプロダクツの担当者さんにRescue BalloonⓇ(大動脈用オクリュージョンバルーン)やPinnacle BlueⓇ(バルーンカテーテル)のハンズオン説明会を医局で開いてもらいました。
IVRに携わる若手の先生が増えたので、カテーテルやコイルなど製品の特徴を知ってもらう説明会や勉強会を定期的に開催したいと思っています。

第57回日本肝癌研究会に参加しました!!

2021.07.22UPDATE


7月22~23日、城山ホテル鹿児島で第57回日本肝癌研究会が行われました。
ここ1年半はリモートでの全国学会参加ばかりだったので、久々の現地出席にモチベーションが上がりました。
もちろんホテル入口には手指消毒や検温モニターが設置されていました。会場に行く前に、総合受付で検温チェックのシールを貼ってもらわなければ入れません。
会場内は十分すぎるほどのソーシャルディスタンスが確保されており、広いホテル会場内で優雅に講演を聴くことができました。
発表者の前にあるプラスチック板、質問1回ごとのマイク消毒、ランチョンセミナーでの弁当セルフサービスなど、感染対策の気遣いが随所に見られました。
今回の研究会では、肝癌etiologyの変化、薬物療法の多様化、ゲノム解析の進歩が特に印象に残りました。
「IT・AI を活用した肝癌診療、病理・画像診断の現状と展望」のパネルディスカッションにおいて、伊東教授が司会、田辺先生が発表を行いました。

神経ワークショップに参加しました。

2021.07.01UPDATE


2021年7月1日から3日の間、神経ワークショップに飯田先生と田邊先生が参加しました。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年はweb開催でした。webでも現地開催のころと遜色なく、最高レベルの神経放射線の勉強をすることができました。
来年は北海道の予定なので、コロナが収束して夜には現地でお酒が飲めることを期待します。

第134回日本医学放射線学会ならびに第55回日本核医学会中国・四国地方会が開催されました!!

2021.06.25UPDATE

COVID-19感染拡大の影響により、2020年は夏・冬ともに中止となった第134回日本医学放射線学会中国・四国地方会ならびに第55回日本核医学会中国・四国地方会を、1年ぶりに2021年6月25日(金)・26日(土)に新山口駅北口隣接の山口市産業交流拠点施設(KDDI維新ホール)とWebでのライブ配信によるハイブリッド開催で開催させて頂きました。
COVID-19変異株の広まりもあり、学会直前まで岡山県や広島県にも緊急事態宣言が発令される不安定な社会情勢の中ではありましたが、演題数は放射線学会地方会が51演題、核医学会地方会が9演題の合計60演題とやや少なかったものの、お陰様で参加登録者数232名(うち現地参加人数77名)と従来と遜色ない参加人数にて無事開催することができました。
ハイブリッド開催を行うにあたり、一般演題や教育セミナーの発表形式は、現地またはオンラインの事前選択制とし、演者の先生には現地発表・web発表にかかわらず音声付きPowerPointスライドの事前提出をお願いするなど、感染拡大の状況が変化しても対応可能な準備を進めてまいりました。また、三密回避や参加予定状況の事前把握のため、現地参加・オンライン参加にかかわらず事前参加登録をお願いし、参加費についても全て振り込による受付とし、参加者の皆様にご不便をおかけしながらも御協力いただき、直前まで事前準備は大変だったもののしっかりと備えていくことができました。
現地会場は2会場で、それぞれweb配信を行いながら開催し、教育セミナーでは従来通り5名の演者の先生に、日本医学放射線学会地方会の特別講演では川崎医科大学特任教授の金澤 右先生に“メスを使わない手術 –私の「夢を力に」-”というご演題の、日本核医学会地方会の特別講演では愛媛大学放射線科教授の城戸 輝仁先生に” 心臓CTの歴史と将来展望”というご演題のご講演をしていただきました。
今回のハイブリッド開催は、今後当面の地方会のあり方や方向性を見出すための参考となる会でもあるという意識が当初から強くあり、専門医機構放射線科領域講習の受講単位取得を現地での参加者に限り可能とする等、コロナ禍にいかに現地会場まで足を運んでいただくかを意識しながら準備をしてきましたが、232名の参加者のうち150名以上がweb参加、発表に関しても60演題中40弱の演題がweb発表であったという結果は、中四国の地域性を考えても、webの参加者や発表者に目を向けた運営が今後更に必要になってくることを表していると思われます。
開催日程やプログラム構成、ハイブリッド開催は器材費や人件費が従来よりも多くかかってきますので支出を抑えるための工夫も重要となってくると思いますが、今回の地方会が放射線学会ならびに核医学会中国四国地方会が発展していく一助となれば幸いです。

第134回日本医学放射線学会、第55回日本核医学会中国四国地方会
実務担当 山口大学放射線科 古川又一

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