2009年10月16・17日に中国の無錫で開催されたILASS-Asia2009でM2の寒川とD2のLilis,Megaが発表しました.
簡単ではありますが,報告させていただきます.

学会初日
午前中は特別講演で各大学の先生たちが発表されました.
昼食後,各セッションが開始ですがプログラムには座長の名前が記載されてありませんでした.
すると,昼食中に三上先生と池田先生の元に主催者が近寄ってきて座長をしてくれと交渉.
池田先生は午後の2番目のセッションで発表があるのに,その直前のセッションでの座長をすることに...
三上先生も午後の1番目のセッションで座長をすることに.






僕たち3人は午後二つ目のセッションで発表しました.

まずは寒川から!
発表前に座長の新井先生から紹介してもらいましたが,僕の名前を「Ka Ka Kana... Kanagawa, please」となかなか正しい名前を呼んでもらえず,会場からは微妙に笑いが...
でも,そのおかげで緊張が少しほぐれました.
発表自体は何度も練習したのでスムーズに進みました.

いざ,ディスカッション!
前々から三上先生に「ディスカッショでは助けないから!!」と言われていたので内心,冷や冷やしながらディスカッションに突入.
しかし,英語が聞き取れず四苦八苦.何とか質問に答えたけど,三上先生は首を横に振っておられる...それを見た座長の,新井先生が三上先生を指名し,結果的に助けられました↓もう少しディスカッションの練習をしておけばよかったと,反省...

次は部屋を移動して,Megaさんの発表を聞きに.
発表もディスカッションもまあ無難に終了.

最後はLilisさんの発表を聞きにまた部屋を移動.すると,部屋に入ったと同時に発表終了.あれっ,プログラム上ではちゃんと聞ける予定だったのに...どうやら1件講演キャンセルだったようです.Lilisさんも難なくディスカッションをしてました.  

    
3人とも初英語発表!


発表が終わってホッとした二人

Banquet
Banquetは近くのレストランに移動しました.
太湖では魚がよくとれるらしく,魚料理がたくさん出てきました.
品数,量ともに多く全部は食べ切れませんでした.
また,中国のビールは苦味が少なく,とても飲みやすかったです.でも,アルコール度数は日本のものより高いらしい.

下の写真はDr. William D. Bachaloとの写真
Dr. BachaloはILASS-InternationalのPresidentでPDPAの生みの親らしく,緊張してぜんぜん話しかけられませんでした.



三上先生 Megaさん W. D. Bachalo Lilisさん 寒川 池田先生 新井先生

さいごに
海外で発表する機会を与えて下さった三上先生,小嶋先生ありがとうございました.
研究室に配属されたばかりの頃は,まさか自分が英語で発表するなんて思ってもみませんでした.
ですが,日々のLilisさんやMegaさんとのコミュニケーションを通して英語への抵抗が少なくなりました.
研究室の中にも僕と同じように英語に対する抵抗がある人が少なからずいるのではないでしょうか.
最初は英語で話しをするのは苦痛かもしれませんが,研究室の仲間と話しをする分には文法など細かい事は気にせず,まずは間違った文法でもいいから自分の意思を相手に伝えるといったところから始めてみてはいかがでしょう.今回の発表を行なった感想としては,日ごろから英語を口に出すことをしておかないと,実際に学会など緊張する場では思ったことが口に出てこないのが正直なところでした.そのような点でも今の研究室の環境,留学生が多数在籍し,英語を話しする機会があるというのはとても恵まれた環境に思います.
今後,英語で発表する機会のある人は是非チャレンジしてみて下さい.
他の先輩方も仰ってますが,準備はとても大変ですが必ず成長できます.

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