長らく書きましたがこれで終了です。最後まで読まれた方には「ありがとう」と言いたいです。初めての英語のプレゼンテーションでしたが、自分なりに努力して、対策たてて、江崎さんと二人でこなして行きました。まあ結果はどうであれ、Mr.
(ミスターじゃなくマスター)の時に海外で発表を経験できて良かったです。他の大学の先生も言っておられましたが、「君らは環境が恵まれているよ」とか「英語は若いうちから絶対やっておいたほうがいいよ」とか何回も聞きました。その通りだと思います。ぜひ学生のみなさんも一回外国へ行って(パックとかのツアーじゃなく)英語に溺れてみてください。きっと英語の必要性を肌で感じ取ると思います。
三上先生と江崎さんにはお世話になりました。最後のツアーは満喫させてもらいました。焼肉、うなぎ etc...美味しかったです。もーしばらく韓国はいいです。
最後に英語を学ぶにあたって何が必要かと私は考えたところ「攻める気持ち」が必要だと思いました。
by
ペンネームVI
PS お土産にもって帰った4.5kgキムチはかなり重かったです。けどみんなガンバリ、キムチ鍋で全て無くなりました。現在、研究室にはその残り香が強く、立ち込めています。あしからず。
さー学会もすべて終了しました。いざ済州島のツアーへ。学会から開放された私たちは思いっきり羽を伸ばしました。面倒くさいので以下にすべてのFigureを6×3の行列でまとめます。見方は1行1列から1行2列、1行3列、2行1列・・・6行3列というふうに左上から右下へとみてください。
キャスト 三上先生 江崎さん 海老田
天帝の第2の滝というと 韓国版ガメラ? 土産屋でグラサン購入!!
ころです。
天女の橋です。それに 天帝の淵でチーズ。 このときビデオを撮って
しても急勾配です。 もらったご夫妻です。
我らが愛車です。 日峰山という有名な火山
恐怖の左ハンドル右車線。 です。
済州島の郷土料理です。 グーらしいです。 近くで見た日峰山です。
アマダイ、トコブシなどが
ありました。
さあー登山開始!!! 火山の頂上です。 韓国のベルです。何か
いい景色です。 作り方が違うみたいです。
ところ変わって、ここ 見えにくいのですが、溶 ラストのドラゴンヘッド
はかつて溶岩が流 岩のつららがあります。 です。結構迷いました。
れた洞窟内です
上の絵は私がBackgroundを説明している絵です。私の会場は江崎さんのときの会場の1/5くらいの広さでとても臨場感がありました。カンニングペーパ(Crib
Sheet)を一応用意したのですが、結局使わず、己の力のみでプレゼンを試みました。ペーパを使わずにプレゼンをしたほうがぜんぜん格好良いと思います。
真ん中の絵は議長さんです。みなさん議長さんとはセッションが始まる前に会い、仲良くしておきましょう。そうすればきっとプレゼンでいろいろ助けてもらえるはずです。
下の絵はQ&Aのときの私です。一応想定した質問が2つきたため、何とか対応して英語を話し、Conversationになったかなという様子でした。実はこのとき、カンニングペーパの裏にQ&A対策用のコメントやPowerPointのページ数を書いたカンペを別に用意する小細工しておきました。これがなかったら、平静になれなかったかもしれません。
後でビデオで確認すると、もう緊張して噛むは噛むは・・・我ながら危なっかしかったです。まー最初はこんなもんかなと思いながら、終了したときの喜びは格別でした
( ^_^ )//
8/28です。この日は記念すべき私の英語で初プレゼンの日です。緊張しました。
この夜、私は明日の自分のプレゼンのため、追い込みをしていたらひどいカミナリが鳴り響いていました。そこで我々はカミナリの落雷の様子をビデオに収めることに成功しました。それが右図です。微妙に木が邪魔していましたが、きれいに撮れたと思います。ちなみに落雷先はほぼICCでしたので、明日の私のプレゼンはどうなるのかなと思いました。この撮影終了後、無駄なあがきはせず、サクッと寝ました。
ICC(Inter Convention Center)の裏にこんな溶岩でできた絶壁がありました。普通は波に削られた岩は流線型になると思うのですが、溶岩は5角形というか6角形というか、なにかカクカクしていました。んー不思議です。ちなみに、ここで頂いた済州島のミカンは美味しかったです。韓国語だと「マシッソヨ」とたしか言ったと思います。
右の絵は済州島のスタジアムです。ここで2002年にサッカーワールドカップの一部が行われました。しかし夏の終わりの台風で・・・いやタイフーンで一部壊れているみたいでした。 それにしても、私は明日発表なのに観光してて良いのかと思っていました。
前述したドルハルバンの近くにあった大きな滝です。済州島は自然が満載です。下の図は私が黄昏ている絵です。
ところ変わりまして、ここはドルハルバンと呼ばれる済州島の伝統的な民族が祭られてある観光名所みたいです。済州島に来ますと、どこでもこのモアイのような像を見かけると思われます。下の絵は本当のドルハルバンの像みたいです。この像には不思議な力があるらしく、この像の鼻に触った回数だけ男の子が産まれるらしいです。かくいう私も2回触れておきました。三上先生はもう3人もお子さんがおられるので、触るのはよしておこうとのことでした。
お昼ごはんです。私も三上先生も辛いのは割りと好きなのですが、江崎さんは辛いのが苦手みたいでした。画面に見える黒い釜に入っているのは韓国の味噌汁みたいなものです。トコブシが入っており、ピリ辛あじであり、その道の人にはたまらない一品だと思います。
江崎さんのプレゼンが終了し、LG社のワンさんとリーさんになぜか会議場のまわりの観光に連れて行ってもらいました。ちなみに韓国は左ハンドルで右車線です。日本と比較すると反対なのでかなり気持ち悪いです。
さー飛んで8/27になります。この日は江崎さんが記念すべき英語で初プレゼンをした日です。
上の図は江崎さんがプレゼンをしているときの図です。たぶんBackgroundじゃないでしょうか?ものすごく会場が広かったです。例えるなら山口大学工学部のA棟の部屋の5倍くらいありました。遠くで見物させてもらいましたが、江崎さんはかなり緊張していた模様です。
下の図はQ&Aのときの図です。何か難しい質問を江崎さんは受けてしまい、苦戦している様子でした。この後、江崎さんはしばらく元気がありませんでした。お疲れ様です。
さーReceptionが終了し、宿泊施設のKoreaCondoへ帰りました。もう日もすっかり暮れたころに江崎さんが明後日のプレゼンのために練習をしている絵です。うーんがんばられてますねー。
これはWelcome Reception後半で登場してきた韓国伝統の踊りですかね。ちょっと古いのですが来来キョンシーズのような格好をしていました。いやー賑やか&華やかでした。
右図はWelcome Receptionでお楽しみ中の江崎さんです。カンパリに飲まれてるみたいです。
私たちはKorean Condoと呼ばれる分譲アパートに宿泊し、そこから30分くらい歩いて国際会議場へと向かいました。国際会議場でまず登録の確認をしていろいろカバンや資料をもらいました。初日はWelcome Receptionが行われており、さまざまな料理が置いてあり、盛況でした。もちろんキムチもありました。そしてお酒も豪勢においてありました。左の絵はその模様です。少し斜めになってしまって申し訳ないです。
さー本編です。まずは初日の8/25のことについて示します。
今、思いつくのはこれくらいです。ちなみに荷物はできるだけ少ないにこしたことはありません。さーここで私の英語の勉強の仕方について書き忘れていたので少し述べようと思います。以下に私が学会前にしたことについて示します。
約2ヶ月前・・・
1.知り合いのアメリカ人マイクに自分のFull Paperを読んでもらい、それをカセットに録音して何回も聞き、発音やリズムをなんとなく体感した。またマイクと会話する練習をしました。
2.その後助手の森上先生や助教授の三上先生、あと時々、教授の小嶋先生の前でFull
Paperを読み、発音やリズムを総チェックしました。これが意外と思っているアクセントと違っていました。またrとl、sとshの発音には気をつけましょう。だいたい1週間に2回行っていました。
3.山口大学の図書館において英会話の放送を聴いてみました。簡単なのからでも良いので英語に耳をならすのが大事だと思いました。
約1ヶ月前・・・
4.PowerPointを作成し、先生に何回かみてもらい、とりあえず完成。そしてセリフの台本を作成し、最初は台本をみつつPowerPointを操作し、プレゼンを行う練習をしました。そしてPowerPointと台本を自分なりに直し、先生にみてもらい完成させました。PowerPointはSimpleに作るのがよろしいかと思われます。つまり、いらない情報は極力いれず、文字をできるだけ減らすということです。セリフもSimpleに作り、あまり難しい発音のものは使わないほうが良いと思われます。
5.最後にQ&Aの時間(5分)も入れて、20分通してプレゼンを行う練習をしました。ここでQuestionを理解し、答えるという訓練をしました。非常にこの期間はきつかったです。
以上です。私はPowerPointやセリフはなるべくシンプルに作成し、Q&Aはしっかりと想定し、訓練をすることをお勧めします。上の5つの項目ではまだ不足かもしれませんが、このようなことを私は行いました。4には特に力を入れました。ちなみにマイクにはかなり助けてもらいました。Thank you Mike!
パスポート |
これを忘れたらお終いです。コピーもとっておきましょう。通常、申請してから3週間くらいかかるみたいです。 |
国際免許証 |
これは私がもっていたのではないのですが、あれば便利です。小郡の総合で20分ぐらいでとれるみたいです。 |
Name Card |
最近はVectorなどのフリーソフトで簡単に名刺を作れます。名刺用のプリント用紙がナフコやデオデオで売っています。名刺があるとBanquetやReceptionなどで名刺交換を非常にしやすいです。みなさんもどんどん名刺交換を行い、輪を広げましょう。 |
韓国語のテキスト |
英語と韓国語と日本語の3ヶ国語が書いてある本を持っていきました。韓国の食堂に入ったら(特に内陸)、だいたい英語も日本語も通じません。そこである程度、学会が行われる場所の言語を学んで行くのが、学会をenjoyするコツのひとつだと思います。 |
フラッシュメモリ or 外付けハード |
最近のOS以外はドライバをインストールしないといけないかもしれませんが、持っていくとデータの渡しで非常に便利です。 |
デジカメ |
自分の発表を録画しとくと良いと思います。次のStepになるとおもいます。 |
小型の目覚まし時計 (携帯電話) |
意外とホテルに目覚まし時計がありませんでしたので、遅刻しかけた日があります。携帯電話などをもっていくと便利です。 |
背広上下&ネクタイ&靴 |
海外の国際学会は意外とラフな格好の人が多いです。中にはジーパンだったり、ネクタイなかったり、私の場合は夏でしたので背広の上を着ている人はあまり見かけませんでした。しかし、Banquetと呼ばれる宴会については正装のほうがよろしいかと思いましたので一応フルセットで持ってきたほうが良いかと思われます。 |
航空チケット |
これも忘れたら痛いです。予約ははやめにとり、チケットを購入しましょう。夏休みシーズンならば臨時便が出ている場合がありますのでチェックしましょう。 |
VISAカード |
うーん便利です。特にホテルなどお金を大量に払うときに便利だと思われます。カードの紛失に気をつけましょう。 |
電子手帳 |
辞書だと重いので、あると便利です。 |
各種コネクターor変換器 |
外国へ行くとコンセントの形状が異なります。そのため、空港とかで各種変換器が販売されてますので、お勧めします。ちなみに韓国はCタイプです。 |
これで提出物は全部示したと思います。次に国際会議に持っていったら便利or必要だと思われる持ち物について示します。
旅行命令・依頼簿 |
自分の名前や住所、所属などと旅行計画そしてハンコを押します。めんどくさいです。 |
旅行運賃見積書 |
そのとおり旅行見積書です。別にコピーでも良いと思います。 |
パスポートのコピー |
これはプライベート用にも1枚もっておいた方が良いと思います。 |
日程表 |
これは旅行の日程を詳しく書いたものです。外国出張はこの日程表が必要みたいです。 |
Acceptance |
日本語だと受諾書だと思います。学会からきた受諾書を英語と日本語と両方学校に提出しました。 |
復命書 |
旅行から帰ってきたよとハンコと報告を書いたはずです。 |
レシート |
みなさん、無くさないように気をつけましょう。国内だと飛行機などの交通機関のレシートがいりませんが、国外だといりますので、ちゃんと領収書は取っておきましょう。帰ってから提出しました。 |
パスポートのはんこのコピー |
日本の空港から出国するとき、日本の空港へ入国するときの2つのはんこのコピーがなぜだか必要です。 |
こんなところです。次に学校へ提出した書類を以下に示します。
Abstract |
多分一番最初に提出するもの。自分の研究の概要を大体A4を一枚提出。名前や住所、所属などを記述する。 |
Full Paper |
今回はA4を5-8枚提出してくれといわれました。学会ごとで提出する枚数は結構違うみたいです。なんといってもこれを書くのが一番大変でした!!! |
Registration Form |
学会に参加するため、各登録料金やReceptionやBanquetの参加などを決定し、学会へ送ります。この際、学生であれば割引が効き、早く登録すれば登録料は少なくてすみます。お金はクレジットカードか銀行振り込みになります。外国為替を扱っている銀行は限られますので注意してください。(宇部は市役所前の山銀) |
Student ID card |
学生料金で登録したので、その証拠に学生証を送る必要がありました。 |
Reciept |
これは登録料を振り込んだときのレシートです。 |
Preparing Form |
これは発表当日にプロジェクターやパソコンが必要か選択し、また自分の紹介などをかく書類でした。 |
まず国際学会に参加するためには色々学会へ提出しなければなりません。だいたいE-mailやFAXがほとんどだと思います。私が学会へ出した提出物を以下に示します。
はじめまして、博士前期課程2年の海老田と申します。2003年の夏にInter-Noiseと呼ばれる国際騒音学会が韓国の済州島(チェジュドウ)で行われ、三上先生とD1の江崎さんと行ってまいりました。今回、私にとって初めての国際学会でした。そのため慣れない英語での発表そしてQ&Aのため、英語をそこそこ練習して韓国へ乗り込んだのですが恐らく本来の力の60-70%しか発揮できなかったと思います。そこで国際学会をするにあたって色々気づいた点がありますので、以下に述べます。これから国際学会へ参加する人はぜひ見てください。何かの役に立てばページ製作者もうれしい限りです。
また後半は済州島を観光した感想をおまけにつけておきます。お楽しみに...