基礎セミナー(人文)2003
概要
レオナルドの《モナ・リザ》やピカソの《ゲルニカ》と言えばそのイメージを思い浮かべられる人は多いハズ。では、レオナルドと並ぶルネサンスの3大巨匠、ラファエロやミケランジェロの代表作は? ピカソのライバル、マチスの代表作は? そしてそれらの作品の本物はどこに行けば見られるのか? この授業では、西洋美術史の代表作を時代背景や作品から読み取れるメッセージ、所蔵先などとともに紹介する。
目標
代表作を概観することによって、古代から現代までの西洋美術史の流れを大づかみに把握する。その際、ルネサンス、バロック、ロマン主義、印象派、キュビスム、抽象表現主義、コンセプチュアル・アートなどの時代区分や様式を指す用語について理解を深める。また、それぞれの時代の代表的な作家と作品についての知識を量的に増やす。そして最終的には、学問分野としての美術史がどういうものか、皆さんなりの考え方を持って、そして関心を高めてもらいたい。
講義ノート
・まとめ
参考図書
・末永照和監修『カラー版 20世紀の美術』、美術出版社、2000年
・グザヴィエ・バラル・イ・アルテ『美術史入門』、白水社、1999年
・高階秀爾・三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』、新書館、1997年
・マルシア・ポイントン『はじめての美術史』、スカイドア、1995年
・高階秀爾監修『カラー版 西洋美術史』、美術出版社、1990年
受講生調査票(4/11実施)
・集計結果
・期末試験(7/18実施)