<線的なもの→絵画的なもの 1>
 

アーニョロ・ブロンズィーノ

《エレオノーレ・ディ・トレドとその子ジョヴァンニ》

1544-45年
油彩・板
115.0×96.0cm

フィレンツェ、ウフィツィ美術館

ディエゴ・ベラスケス

《幼いマルガリータ・テレサ》

1654年頃
油彩
128.0×100.0

ウィーン、美術史美術館

 

 

1544-45(16世紀)に描かれたブロンズィーノの作品では

明瞭な輪郭線によって衣装の模様が描かれている

 

1654頃(17世紀)に描かれたベラスケスの作品では

筆のタッチによって、衣装の質感の表現が目指されており

輪郭線は明解でない

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