一八九三 |
ヴェネチア市議会、国際美術展の開催を決定。イタリア国王ウンベルト一世とマルゲリータ王妃の銀婚式を記念して。 |
一八九五 |
第一回展。一五ヵ国。開会式は四月三〇日。国王夫妻臨席のもと。ギュスターヴ・モロー、ピュヴィ・ド・シャバンヌ、カロリュス=デュラン、アルマ=タデマ、バーン・ジョーンズ、アルノルト・ベックリンらが後援委員を務め、作品も出品。二八五作家の五一六点が展示(うち外国作家一五六人、三二〇点)。賞のほとんどはイタリア作家へ。 |
一八九七 |
第二回展。一六ヵ国。 |
一八九九 |
第三回展。一五ヵ国。 |
一九〇一 |
第四回展。一六ヵ国。 |
一九〇三 |
第五回展。一六ヵ国。 |
一九〇五 |
第六回展。一五ヵ国。 |
一九〇七 |
第七回展。一八ヵ国。ベルギー館。各国館建設の始まり。 |
一九〇九 |
第八回展。一四ヵ国。ハンガリー館、イギリス館、ババリア館。 |
一九一〇 |
第九回展。一三ヵ国。 |
一九一二 |
第一〇回展。一二ヵ国。フランス館、スウェーデン館。ババリア館→ドイツ館。 |
一九一四 |
第一一回展。一九ヵ国。ロシア館。スウェーデン館→オランダ館。 |
一九一六 |
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一九一八 |
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一九二〇 |
第一二回展。一一ヵ国。 |
一九二二 |
第一三回展。一〇ヵ国。スペイン館。 |
一九二四 |
第一四回展。一二ヵ国。 |
一九二六 |
第一五回展。一三ヵ国。チェコスロバキア館。 |
一九二八 |
第一六回展。一一ヵ国。 |
一九三〇 |
第一七回展。一一ヵ国。アメリカ館。 |
一九三二 |
第一八回展。一三ヵ国。デンマーク館、ポーランド館。 |
一九三四 |
第一九回展。一六ヵ国。オーストリア館、ギリシャ館。 |
一九三六 |
第二〇回展。一三ヵ国。 |
一九三八 |
第二一回展。一八ヵ国。ルーマニア館、ユーゴスラビア館。 |
一九四〇 |
第二二回展。一二ヵ国。 |
一九四二 |
第二三回展。一一ヵ国。 |
一九四四 |
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一九四六 |
再開準備始まる。 |
一九四八 |
第二四回展。一五ヵ国。 |
一九五〇 |
第二五回展。二三ヵ国。 |
一九五二 |
第二六回展。二六ヵ国。日本正式参加。スイス館、イスラエル館。 |
一九五四 |
第二七回展。三一ヵ国。「シュルレアリスム」。ヴェネズエラ館。 |
一九五六 |
第二八回展。三四ヵ国。フィンランド館、日本館。 |
一九五八 |
第二九回展。三六ヵ国。カナダ館。 |
一九六〇 |
第三〇回展。三三ヵ国。審査制度改革。各国コミッショナーと別メンバーで構成。 |
一九六二 |
第三一回展。三三ヵ国。北欧館。 |
一九六四 |
第三二回展。三四ヵ国。ブラジル館。ラウシェンバーグの受賞に物議。 |
一九六六 |
第三三回展。三六ヵ国。 |
一九六八 |
第三四回展。三四ヵ国。パリ五月革命の余波を受け、学生と市民、アーティストらのデモと警官隊が衝突。 |
一九七〇 |
第三五回展。二八ヵ国。 |
一九七二 |
第三六回展。三三ヵ国。 |
一九七四 |
開催見送り。 |
一九七六 |
第三七回展。三〇ヵ国。 「環境・参加・文化構造」。ビエンナーレ規約改正。四部門制(視覚芸術、映画、音楽、演劇)に。 |
一九七八 |
第三八回展。二七ヵ国。「自然から芸術へ、芸術から自然へ」 |
一九八〇 |
第三九回展。三三ヵ国。「1968-80年における芸術家の実験と作品」。アペルト創設 |
一九八二 |
第四〇回展。三八ヵ国。「美術としての美術―制作の持続性」 |
一九八四 |
第四一回展。三七ヵ国。「美術と諸芸術、その現在と歴史」 |
一九八六 |
第四二回展。四〇ヵ国。「芸術と科学」。韓国初参加。 |
一九八八 |
第四三回展。四三ヵ国。 統一テーマなし。アペルト拡充。「アンビエンテ・イタリア」、「イタリア芸術の現況」 |
一九九〇 |
第四四回展。四九ヵ国。「未来の次元」 |
一九九三 |
第四五回展。四六ヵ国。「アートの基本方位」 |
一九九五 |
第四六回展。五〇ヵ国。 一〇〇周年「自己性と他者性―身体のかたち1895-1995」。初めてイタリア人以外のディレクター(仏)が就任。アペルト中止。韓国館。 |
一九九七 |
第四七回展。五八ヵ国。「未来・現在・過去1967-1997」 |
一九九九 |
第四八回展。五九ヵ国。 「全開放」。アルセナーレの拡張と改修。中国人アーティスト紹介。国から独立したビエンナーレ財団へ。六部門制(視覚芸術、映画、建築、音楽、ダンス、演劇)に。 |
二〇〇一 |
第四九回展。六七ヵ国。「人類のプラットフォーム」 |
二〇〇三 |
第五〇回展。六三ヵ国。「夢と衝突―観客の専制」ほか10の企画展。 |
二〇〇五 |
第五一回展。七〇ヵ国。「アートの経験」、「いつも少しだけ先へ」。初の女性ディレクター二人。 |
二〇〇七 |
第五二回展開催予定。 |
参考文献
「ヴェネチア・ビエンナーレの歴史」、『ヴェネチア・ビエンナーレ―日本参加の40年』(国際交流基金、毎日新聞社、一九九五年)、二二〇―二二三頁。
『12人の挑戦―大観から日比野まで』(茨城新聞社、二〇〇二年)
Lawrence Alloway, The Venice Biennale 1895-1968: From Salon to Goldfish Bowl (Greenwich, CT: New York Graphic Society, 1968).
◆国王夫妻の銀婚式記念/美術評論家たちのカフェ談義
芸術論特殊講義2004→国際美術展の歴史(2)