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角川博哉教授が、動物繁殖学分野で世界最大の国際学会である19th International Congress on Animal Reproduction
(ICAR) in 2022
から招待されて、大勢の一流研究者の前で、英語によるオンライン講演を30分しました(現地イタリアで2022年6月28日11時。日本時間18時)。
繁殖生物学等を大きく前進させる成果の発表は、非常に大好評でした。
日本人が招待されて講演することは非常にまれなことで、研究がハイレベルで、成果が重要であることの証明になります。
角川教授は次のワークショップで招待講演をしました:
"GONADOTROPIN SECRETION IN CATTLE AND SHEEP: NEW DISCOVERIES"
タイトルは次です:
"Discoveries of new receptors on bovine gonadotrophs: possible new
mechanisms to control reproductive functions."
内容は、角川教授達の研究活動によって、ウシのゴナドトロフで発見された新規受容体についての紹介と、それらから考えられる新たに解明された動物の性機能調節メカニズムです。
The International Congress on Animal Reproduction (ICAR) は 1948年に設立された学会です。オリンピックと同じ、4年に1度、開催される世界最大の学会です。
40カ国以上から、約1200人が参加しました。
イタリアのBolognaという町で、2022年6月26日〜30日まで開催されました。
招待講演は、世界中でトップクラスのベテラン研究者が認めた優れた研究の紹介のみを、各研究グループの代表者がするものです。この点が、一般の自由参加発表とは最も異なる点です。
角川教授の場合は、コロラド州立大学のTerry Nett教授が主催するワークショップで講演しました。なおTerry Nett教授は、視床下部から分泌されるGnRHがゴナドトロフからのLHやFSH分泌を調節することや、卵巣からのエストロジェンがフィードバックするという、今では教科書に書かれて学生諸君は必須事項として覚えるべきことを、1960年代〜1980年代に、提唱し、数多くの研究報告で実証、確立された、大ベテランの研究者です。
その他の学会の詳細は次です: ここ
発表の要点は次に続く画像です。
非常に好評で活発な質疑がされました。