第7回公開授業「古代人の知恵に挑戦!−古代のお米をつくってみよう2−」の開催内容 | |||||||||||||||||||||||
・授業開始前の準備
4月19日(木) |
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・第1回の授業風景
5月26日(土) |
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・第2回の授業風景
7月21日(土) |
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・穂が出ました 7月31日(火) |
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・土器焼き
8月25日(土) |
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・第3回の授業風景
9月22日(土) 今年は大きな台風もなく、無事に収穫の時を迎えることができました。今回は、夏休み期間中ということで学生の参加が少なく、総勢9名の受講者を迎えての授業になりました。 今回の授業は、 最後の観察の結果、稲の長さは約90〜110cm、穂1本についたお米は42〜134粒、1株が分かれた数は9〜13本、1株についたお米は約600〜1200粒(昨年:1000〜1800粒)でした。田植え時に1本植えしたものと3本植えしたものとはあまり差がなかったものの、稲は昨年より一回り小さい印象で、収穫量も昨年よりかなり少ないことがわかりました。また、参加者からは、「昨年よりも粒がやや小さい」、「赤みが少ない」などの声が聞かれました。これらは、田植え後の長雨や肥料をほとんど使用しなかったことが原因と考えられ、徳永さんのお話では、収穫量は昨年の半分程度になる見込みです。 稲刈りには石庖丁、木包丁、アワビの貝殻、貝庖丁、摘鎌を使って、1人4〜5株分について穂摘みを行いました。 参加者からは「アワビの貝殻や木庖丁が摘み取りやすい」「それほど力をいれなくても簡単に摘み取れる」などの声が聞かれました。穂摘みの後、残りの稲は鎌で根本から刈り取り、はぜ架けをしました。稲はこれから10日程度天日によってじっくりと乾燥させます。何はともあれ、赤米が無事に育って収穫できたことを感謝したいと思います。 次回10月6日(土)は脱穀・籾すりを行い、赤米を試食します。参加者の皆さん、最後までよろしくお願いします。 |
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・第4回の授業風景 10月6日(土) 秋晴れの晴天の中、総勢12名を迎えて第4回目の公開授業を開催しました。 今回の授業内容は、 箸こぎ、臼と杵による脱穀、籾すりは大変手間がかかり、約2.7kgの玄米を籾すりするまで受講者・関係者約15人で約3時間かかりました。 今回も公開授業を通して、受講者の皆さんには米作りの歴史や大変さ、お米の大切さを感じていただくことができたようです。特に今年は昨年と比較して稲の発育が不良であったのが印象的で、稲作が天候や土壌の栄養分に大きく左右されることを実感しました。 ご参加いただいた受講者はじめ、多くの方々に支えられて、盛況のうちに公開授業を無事終了することができました。館員一同心より御礼申し上げます。埋蔵文化財資料館では、来年も公開授業を開催する予定です。多数のご参加をお待ちしております。 |
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