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DXPBL3(地域市民学演習)山口大学生による坂手集落のみらい茶話会(成果報告会)を開催しました。

DXPBL3(地域市民学演習)山口大学生による坂手集落のみらい茶話会(成果報告会)を開催しました。

    11月29日(土)にDXPBL3(地域市民学演習)の受講生6名が「山口大学生による坂手集落のみらい茶話会」と題した成果報告会を山口市阿東地区の坂手集落にある坂手集会所で開催しました。

 この授業は、山口市阿東地区の坂手集落でのフィールドワークを通して、そこでの地域課題とは何かを深く考え、データやデジタル技術を活用してその解決法を提案するものです。現地の方々の講話を含む事前学習、実際に集落を歩きインタビューを行う現地実習、アンケート調査と集計を含む事後学習、そして授業時間外での濃密なグループワークを経て今回の報告会に至りました。

 当日のプログラムは受講生自らが考えたもので、プログラム前半では、インタビューやアンケート調査をもとに、坂出集落の地域課題の一端とその解決法を発表しました。また今回の報告会でユニークだったのは、受講生たちが単なる報告会にとどめるのではなく、坂手集落の方々をはじめとする参加者と語りあうワークショップを後半に位置づけたことです。その意図はお世話になった方々に成果をしっかりとお返しすること、そしてそれを踏まえてみんなで次の行動をとるために一緒に語りあう機会を創り出したいということにありました。最終的には生成AIを用いて2030年の集落の姿(未来ビジョン)を一つの絵として作り上げました。プログラム全体を        つうじて、大変活発に交流がなされました。当日は、ひと・まち未来共創学環の学生たちも参加しました。

 受講生たちにとって今回の授業はとても意義深い経験となったようで、授業外での活動継続を引き続き検討していくようです。また坂手集落の方々からは早速、年末行事(しめ縄づくり)にもお声がけ頂いているようです。“この授業で終わり”ではなく、“この授業が地域のことを考えるはじまり”として、今後も大学や学生たちと地域が繋がり、地域の未来がよりよく発展していくこと     を願います。

 最後になりましたが、ご協力いただきましたすべての皆さまに心より御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い     いたします。

当日の様子

 

 

 

 

 

 

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