山口大学 DX人材育成推進室 DX人材育成推進室

本学への寄付

令和8年度「地域市民学演習(DXPBL3)」が始まりました。

令和8年度「地域市民学演習(DXPBL3)」が始まりました。

 本学のYu-DXプログラムの必修科目の一つである「地域市民学演習(DXPBL3)」が、10月3日から始まりました。これからおよそ3か月にわたって、学生たちが地域をフィールドに学びを深めていきます。

 この授業では、デジタル技術やデータ、知的財産などに関する知識を活用しながら、地域や企業が抱える実際の課題について考え、その解決策を提案するPBL(Project Based Learning)に取り組みます。とはいえ、これらを具体的に人びとが生きる地域に即して考えることは、決して簡単ではありません。何よりもまず、その地域そのものを丁寧に理解することが不可欠だからです。

 この授業の舞台は、昨年度に引き続き、山口市最北端に位置する阿東地域、その中でも特に坂手集落です。今年度も、地元企業である有限会社FirstClassの明日香健輔さんをはじめ、地域のみなさまのご協力のもと、学生たちは実際に地域に入り、さまざまな体験を重ねていきます。明日香さんや地域のみなさまと一緒に地域を見つめ、そこでいま必要とされていることは何か、そして自分たちには何ができるのかを考えていきます。

 初日の授業は、午前中を阿東文庫で行いました。まず授業の概要を確認した上で、明日香さんから「山口大学PBL事前講習」と題して、阿東地域と坂手集落の概要、FirstClassがこれまで取り組んできた阿東における地域課題の解決事例、また、その際に大切にされていることなどについてご講義いただきました。続いて、阿東在住の安渓遊地先生(文化人類学)と安渓貴子先生(生物学)から、「フィールドワーク入門」と題してご講義いただきました。

 午後は坂手集落に移動し、地域のお二人から、それぞれ「坂手集落の歴史と文化」と「坂手集落の暮らし」についてお話しいただきました。一日を通して大変熱心なご講義や交流の機会をいただくとともに、新米の阿東米を味わう昼食や稲刈りも体験しました。学生たちも積極的に質問し、地域のみなさまとの交流を通して、充実した時間を過ごすことができました。

 最後は船平山から、夕暮れ時の阿東の見事な風景を眺め、帰路につきました。大学へ戻る車内でも、学生たちからは「充実した一日だった」という声が聞かれました。今回のフィールド体験を出発点として、学生たちが阿東や坂手集落をどのように捉え、どのような課題を見いだし、これからのPBLを展開していくのか、とても楽しみです。 

授業の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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