手術による治療について



どんな手術療法があるの?
狭窄部位を決定した後,狭窄を解除し気道を広くする手術を行います。
代表的なものを以下に示します。
手術による治療例1
無呼吸の原因と考えられる扁桃肥大によるのどの狭窄に対し,扁桃摘出術を行い,
軟口蓋低位と口蓋垂の伸長に対し,UPP(uvulopalatoplasty)を行った例。
手術前手術後
のどの奥が広くなっているのがわかります。
無呼吸の評価
手術前手術後
低酸素状態(グラフの一番上)が低下し,無呼吸が改善しています。
(上段の黒い部分が下に行くほど低酸素状態が多かったことを示します。)


手術による治療例2
無呼吸の原因と考えられるポリープ様声帯に対し,喉頭微細手術を行い,
軟口蓋低位と狭い口峡に対し、UPPPを行った例。
手術前の声帯手術後の声帯
気道が広くなっているのがわかります。
手術前の咽頭手術後の咽頭
のどの奥が広くなっているのがわかります。
無呼吸の評価
手術前手術後
低酸素状態(グラフの一番上)が低下し,無呼吸が改善しています。
(上段の黒い部分が下に行くほど低酸素状態が多かったことを示します。)