研究内容

  • 村上 京子
    • 研究テーマ

      周産期・小児期において家族が「核」となるための遺伝看護実践能力の探索

      (日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究C 2019-2024)

      遺伝医学が進歩し、周産期・小児期では特に遺伝学的検査が欠かせないものとなっています。看護職は患者・家族の傍らで意思決定支援や生活支援のため、遺伝看護実践能力を養うことが重要だと思います。本研究では、看護職の看護実践能力向上のための看護教育に関する研究を行っています。

    • 研究テーマ

      Teaching caring in an age of advanced medical technologies – Ethical reasoning through simulation in healthcare education

      高度医療技術時代におけるケアリング教育 - 医学教育におけるシミュレーションによる倫理的推論(香港大学との重点連携プロジェクト)

      香港大学との研究プロジェクトにより、看護基礎教育における倫理教育について研究を行っています。

  • 沓脱 小枝子
    • 研究テーマ

      希少染色体疾患児の成人期を見据えた支援体制構築 ‐海外のsocial supportモデルから‐

      (日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究C 2023- 2026年)

      希少染色体疾患は、診断がついてもその後の児の成長発達や生活に関する情報が得られにくく、母親をはじめとした家族が手探りで育児、ケアマネジメントを行う実態があります。本研究では希少染色体疾患のある方の成人期を見据えた支援体制の構築を目的に研究を実施しています。

    • 研究テーマ

      希少染色体疾患児のための遺伝学的知見を取り入れた学校生活支援モデルの構築

      (日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 2022-2024年)

      希少染色体疾患について、お子さんが乳幼児期の頃に比べ、学童期になる頃には児の身体的症状が収束し、家族による家庭での管理が習慣化され、通院の頻度が減るなど、医療との関わりが希薄になるケースが多い傾向にあります。それと引き換え、学校での教員との関わりが生活の多くを占め、重要になってきます。
      学童期の児に関して、医療と教育が連携を図り、支援体制を整えることは、その後の思春期、成人期の支援体制を考える上でも重要と考えます。そういった観点から、希少染色体疾患のあるお子さんの学童期における医療・教育・家庭の連携モデルプランを構築することを目的に研究を進めています。

研究内容

お問い合わせ

山口大学大学院医学系研究科
保健学専攻 小児看護学分野

0836-22-2847 0836-22-2847