放射線科専攻医研修

新専門医制度における放射線科専攻医の資格取得には, 診断・治療領域両方の経験が必要となります.
山口大学では放射線科(診断), 放射線治療科が独立しており, 入局後は主にそれぞれの診療科での勤務となりますが, 症例経験のために専攻医は数か月間のローテーションを行っています. 今年は放射線科に入局した専攻医が2名, 放射線治療の症例経験のため当科にも研修に来ています. また当科に入局した小野先生は, 先月まで放射線科で研修していました.

先日放射線治療科での研修を終えた専攻医の先生の声が届きましたのでご紹介します.

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放射線専攻医取得のため放射線治療計画の経験が必要とのことで,7月から9月まで放射線治療科で研修させていただきました.
放射線治療の適応から治療経過,治療計画装置の取り扱い方等基本的なところからわかりやすくご指導いただき,３か月間という短い間ながら必要な症例を十分に経験させていただきました.
CT,MRI,PETと複数のモダリティの画像を見比べながらそれぞれの臓器や病変の位置を同定するという経験を通じ,疾患の性状や腫瘍のサイズ、転移などをより詳細に観察できるようになったと感じております.この度はお忙しい中丁寧なご指導をいただき誠にありがとうございました.
（Ｍ先生）
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梶間 未葵