ASTRO annual meeting 2020に参加しました
放射線治療医にとって国内で一番大きな学会はJASTROですが、世界で一番のビッグイベントはASTRO(アメリカ放射線腫瘍学会)です。昨年の3題に続き、今年も2題の演題が採択され若手医師とともにフロリダ州マイアミで開催されるASTROに参加できることを楽しみにしておりました。
しかし当然ながら今年は現地での開催は中止となりWeb開催となりました。
私は非小細胞肺癌に対する体幹部定位放射線治療における予後予測因子に関する演題を2つ発表しました。ASTROのWeb開催のシステムは使いやすく、しっかり勉強することができました。しかし最新の機器を実際に目で見て触れたり、他施設の先生方と情報交換したりする機会がなくなり残念です。来年以降も山口大学から継続して演題が採択されるよう精進していきます。若手医師達が自分の演題を通す日も近いと期待しています。
田中 秀和
2020.10.24