教授挨拶
当教室は平成22年(2010年)4月に放射線治療学分野として設置されたことに端を発します。同時に附属病院に放射線治療部が設置され、平成25年(2013年)2月には放射線治療科が立ち上がりました。その後平成28年(2016年)4月に医学系研究科改組に伴い名称が放射線腫瘍学講座となりました。
放射線治療はがん治療の一翼を担います。二人に一人以上ががんになる時代において、ますますその活躍の場が拡がっています。超高齢化社会を迎える我が国においては、他の治療に比べ負担の少ない治療である放射線治療のニーズはさらに高まると予想されます。しかし放射線治療を担当する放射線腫瘍医は全国的にみても不足しており、山口県も例外ではありません。
山口県内において適切な放射線治療の提供を行うとともに、そのような治療を提供できる放射線腫瘍医を育成することが我々の使命だと考えています。ひとりでも多くの医学生、医師が我々の仲間になってくれることを願っています。
また放射線腫瘍学における新たな知見を、この維新の地、山口から発信し続けられるよう研究面でも邁進していく所存です。
メンバー
講座スタッフ
:放射線治療部