学会以外での上海での様子をまとめました.
学会期間は1日が2部構成になっていて,半日が学会,半日が観光でした.
初日は午前中ちょっと街に出掛けて,午後から開会式,他の大学の先生方と食事.
他の日も夕方まで学会に出て,夕食がてら夜景観光.1日で2度おいしい.
そんな毎日だったので,とても長い距離を3人で歩き,ホテルに帰ったらへとへとでしたが,
とても充実していました.
せっかく海外に来ているのだから,どんどん外へ出てみようということで,
いろいろな観光スポットに行ってきました.
水族館は,学会の場所から徒歩5分で行ける距離にあり,なおかつ「世界一の長さの
トンネル水槽がある」ということで,これはぜひ行かねばと思い,学会終わりに行ってみたり,
「中国といえばパンダだろう!」ということでパンダを見に動物園に行ったりしてきました.
もちろん,チケット購入は英語で話さなければいけません.ここでも英語の実践ができました.
簡単なコミュニケーションですが,これも貴重な経験のひとつですね.
ただ,道を尋ねるのに守衛さんに英語で話しかけても,理解してもらえませんでした.
英語で会話ができるのは,国際的なホテルや外国人向けのお土産屋さんのスタッフさん
といったふうに,ある程度限られた人のみのようです.
逆に道を尋ねられたこともありましたが,英語が通じず対応できませんでした.
外国の方々が日本に来て道を尋ねられるときには,たいてい英語で尋ねられますが,
そのとき,「日本にいるんだから日本語を話して欲しい」という日本人がいます.しかし
逆の立場で自分が中国語で道を尋ねられるかと言われたら,普通は無理だろうと思います.
なので,少しでも共通の言語である英語で話しかけるのが普通なのかなと考えたら,
外国の方がさも当たり前のように英語で話しかけてくるのは,必然なのかなと感じました.
来年のInternoiseはカナダで開催され,ばりばりの英語圏での滞在なので,きっと英語の良い
勉強にもなるでしょうし,道を尋ねることは何の苦労もなくいけるでしょう.頑張ってください!
上海の日本人御用達の中華料理店に行った後,夜景スポットが近くにあり,なおかつ三上先生のオススメBARが
近くにあるということで,3人は期待に胸膨らませ,夜の上海に出発してきました.
写真で撮影している場所のあたりが夜景スポットで,川を挟んで向かいの高層ビルなどがキラキラしていました.
もちろん,そこらじゅうにカップルがいて,男3人で行くのはどうかなと思ったんですが,まぁそこは気にしないということで.
また,残念なことにBARは改装中でした.
しかし,輝く噴水や街の景色を眺めて,綺麗な景色に心のリフレッシュができました.
ちなみに,学会最終日に上海タワー上る予定でしたが,あいにくの天気で雲がタワーにかかっていたので,
おそらく上っても景色が真っ白かなと思い断念しました.
また.換金の際に注意して欲しいことがあります.
「換金しすぎない!」
これは,日本円から外貨に換金する際に,手数料を含んで換金され,
さらにまた日本円に換金するときにも手数料がかかってしまうので,
これが意外と大きな損失になってしまいます.
宿泊先のホテル等でも換金はできるので,換金場所の心配はないと思います.
ただ,ホテルで換金するときは,英語でやらなけらばなりませんが,それもいい経験です.
今回の3人の例を参考に,失敗しないよう気をつけて下さい.
被害額
足立 約4000円
蔵本 約6000円
末重 約600円
ご飯はどれも美味しく,日本と比べて大きな違いはありませんでした.
BUT!!!
なんと鍋の中に鶏の頭や脚と思われるものが...
これはさすがに効きました! (蔵本)
水に気をつけていたのですが,一般の飲食店で出される料理には水道水が
用いられていて,おそらくそれが蔵本君の腹痛の原因のひとつかと思ったの
ですが...自分は大丈夫でした.(足立)
結局,3人ともセイロガンを飲んだのですが,蔵本,末重の2人はお腹に
けっこうなダメージを受けていたようです.
でも料理は安いし美味しかった!
振り返ってみると,あっという間の6日間でした.
今回の経験は研究のための勉強や語学力の育成だけでなく,実践的な社会勉強にもなりました.
英語もままならない自分達が国際学会という場を通じて,本当に英語ができるようになるかといったら,結果は
疑問に残るところではありますが,発表練習等を通じて自分達がやってきたことは,必ず今後の自身のために
なるし,自信に繋がるステップでもあったように思います.
あと,やはり3人で参加したということで,いろんな経験に積極的になることができました.
一人だったらここまで積極的に外に出て行動していなかったと思います.
互いに助け合うことで,困難も楽しく乗り切ることができました.
一緒に参加した2人には,本当に感謝です.ありがとう!
最後に,先生方にはお忙しい中,私達の発表練習に多くの時間をとっていただき本当にありがとうございました.
また,長い英文を読んで想定質問を考えてくれた研究室の皆さん,ありがとうございました.