山口大学におけるハラスメントの定義


本学においてハラスメントとは,


「広く人格にかかわる事項または教育・研究もしくは就学・就労にかかわる事項において,相手の意に反する不適切な言動により,相手に不利益を与えたり,人としての品位を尊厳を著しく損なうこと」


を言います。


 大学におけるハラスメントは,教員と学生,上司と部下など,いわゆる上下関係にある者の間に生じるのが一般的ですが,教員・職員・学生などのそれぞれの同僚や同級生,先輩・後輩又は上級生・下級生の間でなされる場合,又は,学生から教員・職員に対して,また,職員から学生に対してなされる場合も問題となります。このことは,教育学部附属の幼稚園,特別支援学校,小学校,中学校においても同様です。


 大学で特に問題となるハラスメントは,セクシュアル・ハラスメントとアカデミック・ハラスメントに大別されます。


 それぞれのハラスメントが,具体的にどのようなものか,例を挙げて説明しましょう。


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セクシュアル・ハラスメントとは   アカデミック・ハラスメントとは


ネチケット違反,あなたは大丈夫ですか?


 インターネットが身近なものとなった今,ルール,マナーに反した利用のもたらす被害が大きな問題となっています。あなたが不用意に発信した情報によって,見る人に不快感を与えたり,ハラスメントなどの人権侵害を生じたりするおそれがあります。


 オンライン上においても,私たちが実生活の人間関係で守るルール,マナーは,当然守られなければなりません。目の前にあるのが単なるモニターのスクリーンでも,その向こうには顔も名もある,あなたと同じように感情を持った人間がいて,あなたが発信した情報を受け取っているということを忘れてはいけません。


 他者の肖像権やプライバシーの侵害,侮辱や名誉毀損,また,わいせつな文書や画像の発信などは,違法行為として責を問われます。掲示板上へのちょっとした書き込みも,時として他者を深く傷つける加害行為となりかねないことを,十分に自覚しましょう。


ハラスメントを起こさないために


 ハラスメントのない良好な環境を構築するためには,大学の構成員である皆さんひとりひとりに,ハラスメントに対する理解を深めていただくことがもっとも大切です。


 ハラスメントに関し,わからないこと,ご意見などがありましたら,ハラスメント防止・対策委員会までお寄せ下さい。


管理責任者:国立大学法人山口大学ハラスメント防止・対策委員会