第24回UBEビエンナーレ
ときわミュージアム彫刻野外展示場 九月二十四日―十一月十三日
◆授業の目標
現代彫刻の多様な表現について理解する。
展覧会の公共性について考察する。
1.第24回UBEビエンナーレ概要 会場風景
会期:2011年9月24日(土)〜11月13日(日)
会場:ときわミュージアム彫刻野外展示場
実物制作指定作品:20点
応募作品総数:363点(39カ国)
宇部市制施行90周年・野外彫刻展50周年記念
2.素材別作品紹介
・テラコッタ
1. 上條文穂《土の城》
・御影石
2. 平田隆宏《闇夜の光》
3. 大井秀規《Gravitation》
4. 原透《時間塊 9》
・大理石
・ブロンズ
6. 北沢努《森に棲む 2010-5》(1)、(2)
7. コンスタンティン・セリカノフ(ベラルーシ)《The Man》
・鉄
8. 森川穣《此方》(1)、(2)
・ステンレス
9. アリヤ・キッチャロエンウィワット(タイ)《The Nature in My Mind》(1)、(2)
10. ニシウチ・カズマ《evolution》(1)、(2)
11. 津村良《みんなの楽しみ》
12. リー・ユンソク(韓国)《Poom-SPACE》
・FRP(強化プラスティック)
13. 和田的《ふわふわ5!》
14. 岡野幸絵《ただいま、地球》
15. 西平孝史《温羅》(1)、(2)
・杉、セメント、鉄、照明器具
16. 中出武彦《深夜バス》(1)、(2)
・アルミニウム、檜、鉄、ネット
・ステンレス、チタン、真鍮、コールテン鋼
◆第24回UBEビエンナーレ授賞制度
大賞(宇部市賞) [買上げ賞]・・・500万円
宇部興産株式会社賞 [買上げ賞]・・・400万円
山口県知事賞 (UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)50周年記念特別賞)・・・100万円
宇部マテリアルズ賞 ・・・100万円
山口銀行賞 ・・・100万円
島根県立石見美術館賞 ・・・20万円
下関市立美術館賞 ・・・20万円
3.作品設置風景
4.選考委員会
酒井忠康(美術評論家・世田谷美術館長) ※委員長
澄川喜一(彫刻家・島根県立石見美術館長)
水沢勉(美術評論家・神奈川県立近代美術館長)
浜田剛爾(美術家)
南嶌宏(美術評論家・女子美術大学教授)
斎藤郁夫(山口県立美術館学芸専門監)
岸桂子(毎日新聞社東京本社学芸部記者)
久保田后子(宇部市長・緑と花と彫刻の博物館長)隈研吾(建築家・隈研吾建築都市設計事務所)
山根基世(ことばの杜代表)
5.そのほか関連イベント
・授賞式
・開会式
◆今後のイベント
10/27(木) 彫刻サミット(ときわ湖水ホール)
10/29(土) スティールパン・インスト・ユニット「パンジュース」公演(ときわ湖水ホール前)
11/3(木・祝) ワークショップ―彫刻科学教室―「チタンであそぶ!」
6.野外彫刻設置と街づくり
19. 澄川喜一《そりのあるかたち》 1981年
20. 最上寿之《ポカポカオヒサマテルホドニ》 1983年
21. 濱野邦昭《宇宙》 2000年
22. 小川徹也《好縁・好円》 2001年
23. 大井秀規《Gravitation》 2009年
24. 大井秀規《Gravitation》 2010年
7.夜間ライトアップ
26. 北沢努《森に棲む 2010-5》
27. 西平孝史《温羅》
28. 中出武彦《深夜バス》
8.まとめ
・現代彫刻の多様性
―テラコッタ、御影石、大理石、ブロンズ、鉄など伝統的な素材と表現
―具象彫刻と抽象彫刻
―新しい素材や複数の素材の組み合わせ
―街中設置を意識した題材や素材の選択
・展覧会の公共性
―市制90周年を祝う記念事業として
―街づくり(街中設置)
―人づくり(宇部市ふるさとコンパニオンの会、うべ彫刻ファン倶楽部)
―国際化
◆過去の講義ノートへのリンク
二〇〇九年後期 <第四講> 第23回UBEビエンナーレ
二〇〇七年後期 <第二講> 第22回現代日本彫刻展'07
二〇〇三年後期(芸術論概説) 第20回記念 現代日本彫刻展 Ube city