令和7年6月28日(土)、宇部市立図書館2階講座室にて、第2回知っちょる? 山大病院 市民公開講座「いつまでも美味しく、安全に食べるために~摂食嚥下チームの挑戦~」を開催しました。
この講座は「人生100年時代に向け、"食べる"ことは"生きる"こと」をテーマに、FMきららのパーソナリティである岡﨑美恵さんの進行のもと、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の津田潤子医師と摂食嚥下認定看護師の中村由子さんが、「元気に、安全に食べる」秘訣について対談形式で講演しました。
はじめに津田医師が、食べ物がのどを通る仕組みと、年を取るとなぜ食べ物を飲み込む機能が低下するのかについて話しました。
続いて、中村看護師が、嚥下機能が低下した際に家庭でもできることや、家族ができるサポートについて具体的に説明しました。
また、本院の入院患者さんを対象とした、摂食嚥下チームによるサポート体制についても紹介がありました。講座の最後には、事前質問のなかから、「嚥下の悪い人への食事の工夫」や、「食べ物が喉に詰まってしまった際の緊急対応について」回答したほか、嚥下機能を鍛える対策として嚥下体操が紹介され、参加者全員で取り組みました。
講座の様子は、7月15日(火)20時から、FMきらら(80.4MHz)で放送される予定です。