高齢者がん治療センター

センターについて

高齢者は一般に、身体機能・臓器機能・認知機能の低下、併存症による多剤内服、社会的機 能低下など非高齢者とは異なった多様な背景を抱えています。

高齢者のがん治療においては、生存期間のみならず治療後の生活に必要な身体及び精神 機能を維持することやQOLを損なわないことも重視すべきであり、多職種・多診療部門が連携 して治療を行うことを目的に、令和５年６月１日に高齢者がん治療センターを新たに設置しました。

対象者

75歳以上の高齢がん患者さん。

手術、化学療法、放射線療法などを効果的に組み合わせた集学的治療を目指します。 高齢者総合的機能評価（Comprehensive Geriatric Assessment：CGA）等により、高齢患者の 認知機能、生活機能障害（老年症候群）、精神および社会状況などを併存疾患とともに包括 的に評価し、そこで抽出された問題点に対してさらに必要に応じて多診療科・部門による二次 評価・対応のマネージメントを行います。

連携診療科

第２外科、腫瘍センター、婦人科、放射線科、消化器内科、泌尿器科、第１外科、放射線治療科、呼吸器・感染症内科

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