研究概要

【専門分野】
・法医鑑定学
・法医病理学
・法医中毒学
・臨床法医学

【主要な研究テーマ】
・ストレスの指標としての胸腺の退縮に着目した児童虐待の早期発見への応用
・飲酒後の吸収相を中心とする呼気中アルコール動態モデルのアルコール鑑定への応用
・AI等の最新技術の法医学鑑定への適用による(法)医学的根拠の追求
・乳児の安全な睡眠環境のより良い啓発方法に関する調査研究(乳児の睡眠中の窒息事故の防止をめざして)

【応用分野】
・主に山口県内の異状死体の死因究明、法医学的見識の提供
・西日本を中心に全国の児童虐待、性犯罪被害者の生体の損傷鑑定・裁判出廷
・全国の飲酒運転事案等生体のアルコールの薬物動態に関する鑑定
・医療・警察・法曹等への研修の提供と地域住民への法医学的知識の普及

【現在実施中の研究活動】
 研究課題名を選択すると情報公開用文書が開きます
・法医解剖例における死亡とアルコールとの関連についての調査研究(承認日2021年8月4日)
・法医解剖事例に基づくアルコール使用障害者の死亡実態解明のための調査研究(承認日2022年5月10日)
・法医解剖例に基づく山口県における自宅内死亡事例の調査研究―同居者のいる孤独死に着目して―(承認日2022年6月13日)
・環境DNA分析を用いた溺死診断法の開発研究(承認日2022年1月16日)
・法医解剖例における河川内溺死の実態解明のための調査研究(承認日2022年1月31日)
・法医解剖事例における乳幼児異所性胸腺の構造的特徴と成熟度に関する研究(承認日2022年1月31日)
・検査部残余検体を用いた胸水中の環境DNAの分析手法の検討(承認日2023年12月22日)