医局案内

入局案内

第二内科の主な特徴
  1. 循環器、呼吸器、腎臓、膠原病に関する専門医・指導医による熱意に満ちた懇切丁寧な指導がうけられ、ポリクリ、クリクラの学生、研修医の先生、大学院生の先生から大変好評です。学生アンケートでも、毎年人気のある科の上位に入っています。
  2. 各診療グループをローテーション(4-8か月毎)することにより、満遍なく診療技術を学べ、一通りの専門的知識、手技を習得できるようになります。大学院入学により、臨床のトレーニングを行いながら学位(博士)を取得することもできます
  3. 典型的な症例から大変貴重な症例まで、県内から集まってきており、内科全般に、大変勉強になり、総合内科医としてのスキルと考え方が身につきます。2015年初期臨床研修から始まった、新・内科専門医制度では、内科専門医取得の条件として、卒業後3年目以降の後期研修中にも多岐にわたる内科診療領域の症例経験が要求されることになります。 その点、第二内科は、循環器、呼吸器、腎臓、膠原病と診療領域が幅広いため、内科専門医取得の条件を満たしつつサブスペシャリティの経験も積むことが可能です。第二内科の幅広い診療領域を活かし総合内科的診療能力を高める横断的な研修プランにも希望に応じて対応します。
  4. 卒後5-10年を経過して県外から山口県内に帰って来られる方も大歓迎です。希望に応じて大学または関連病院での研修をすすめ、専門性を伸ばしていけるようなプラン、総合内科的診療能力を高めるプランを考えます。また、開業を見据えたうえでの入局(医局または関連病院での診療)にも柔軟に対応します。
  5. 医局では他大学出身者も多く、和気藹々としており、出身大学や年齢、性別に関係なく、すべてにおいて公平さが貫かれています。最近は、他大学医学部の2-3年生の夏期休暇を利用した見学希望も多く、すべて受け入れております。
入局1年目の1週間

月曜日 Monday

回診・カンファレンスの準備です
不整脈のグループミーティング
不整脈の患者さんについて深いけど和気あいあいな議論

火曜日 Tuesday

カンファレンス
病態を理解して、みんなへ説明。
プレゼンテーションは難しいですが、必須の技術です
教授回診
身体所見や深い洞察で、ディスカッションを進めます

水曜日 Wednesday

心カテグループ カテ日
終日心カテに携わって勉強です
さわやか、、、ですか??

木曜日 Thirsday

不整脈グループのアブレーション日です
積極的に清潔で参加してもらっています

金曜日 Friday

コロナ以前は急にバーベキューすることになっても
人がちゃんとそろってました
早く以前のような日常が取り戻せるよう願っています
見学及び入局申込について

 医局見学:直接電話またはE-mailで見学申込をして下さい。個別に対応します。

 入局申込締切:特に期限は設けておりませんが、大学院入試等の関係上できれば12月末頃までにご連絡をお願いします。
 選考方法:面接

お問い合わせは下記までお願いいたします。お気軽にどうぞ!
第二内科 医局長 岡村誉之 まで
Tel: 0836-22-2248 Fax: 0836-22-2246
E-mail: ninai@yamaguchi-u.ac.jp
研修方法について

 非入局ローテーション方式
 ※山口大学医学部付属病院の初期研修プログラム・カリキュラムの詳細については医療人育成センターホームページもご覧下さい。
山口大学医学部附属病院 医療人材育成センター

初期研修
1年目~ 大学又は関連病院での研修。一般内科、外科、救命救急、麻酔科、小児科、などの特定の科を1~3ヶ月ごとにローテートする
2年目前半4ヶ月
2年目後半8ヶ月 希望する科(選択)を2,4,8ヶ月コースで研修
後期研修
3年目以降 入局後、関連病院での研修 入局後、医員として大学病院での研修
大学院入学 種々の組合せ

 研修1年目(2ヶ月間):内科臨床に必須の診断、治療の基礎(救急疾患の初期治療も含む)を身につける。胸部の聴診、脈管診察などの身体所見をとれるphysicianとしての能力を身につける。 胸部単純X 線、心電図、心エコー、冠動脈造影、Swan-Ganz カテーテルの検査の適応を決定し,正常と異常の区別ができ,主な異常を解釈することができる。心エコーが自分でとれる。

 研修2年目(3-8ヶ月間):心臓電気生理検査、経食道心エコー図、ホルター心電図、心血管系CT とMR心臓核医学検査の適応を決定し,正常と異常の区別ができ,主な異常を解釈することができる。 急性心筋梗塞、不安定狭心症、労作性狭心症、異型狭心症、本態性高血圧、二次性高血圧、僧帽弁膜症、大動脈弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症(閉塞性,非閉塞性)心房細動、心房粗動、房室ブロック、洞不全症候群、発作性上室性頻拍、心室頻拍、心室細動、心室性期外収縮、急性心不全、感染性心内膜炎、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症などの主要疾患の診断ができ,基本的治療プランが立てられる。

 取得をめざす専門医資格一覧
 総合内科認定医、総合内科専門医、循環器専門医、インターベンション認定医、超音波専門医、不整脈専門医、腎臓病専門医、透析専門医、呼吸器専門医、気管支鏡専門医、リウマチ専門医

【後期研修プログラム】

[山口大学第二内科 入局者 若手医師の声] 医師5年目 入局3年目 内田 智之

 初めまして。入局3年目の内田智之と申します。
 入局1年目は大学病院でCCUや病棟を中心とした多忙な日々でした。上級医は臨床・研究・教育と多忙ですが、たとえ外来中や休日・夜間であっても助けを求めると必ず丁寧に指導をいただける環境にあり、主治医として担当した方は幸いにも全例生存退院できました。カンファレンス、回診などの教育を通して病態への理解が深まりました。
 入局2年目は浜田医療センターに勤務し、冠動脈造影検査、経皮的冠動脈形成術、ペースメーカ植え込み術などの症例を指導のもとで優先的にoperatorとして数多く経験させていただきました。第二内科は関連病院でも大学病院と同様に先輩医師から手厚い指導を受けることができる大変恵まれた環境にあります。
 今後は臨床に加えて基礎研究を開始する予定であり、学ぶことばかりですが充実した日々を送っています。
 皆様とお会いできることを楽しみにしております。

内科研修医ワークショップについて(現在休止中)

 第二内科および関連病院の先生に講師を務めていただき、県内の研修医の内科診療レベルを上げる目的で行っています。
 このワークショップの目玉は以下の2点です。

  1. 今までの系統講義と異なり症例ベースであること。
    そのため、研修医はこのような患者の担当医になったらどうしようという臨場感があります。そして実際その患者さんを受け持ち、経験値が上がった実感を味わえます。
  2. 丁寧なテキスト。
    あとで復習する際にとてもわかりやすく、ボリュームもあるテキストを用意しています。

開催要項

 場所:ANAクラウンプラザホテル宇部 302会議室、4階 松の間
 時間:10-12時、19-21時
 参加費無料(事前申込不要)
 ランチまたは軽食(サンドイッチ、ジュース)が出ます。
 第1回 (平成29年5月14日)は『心電図から病気を識る1』
心筋疾患、肺循環障害、電解質異常、虚血性心疾患
 第2回 (平成29年6月18日)は『胸写、身体所見を極める』
心疾患の胸写、肺疾患の胸写、心音、心臓病の身体所見
 第3回 (平成29年7月9日)は『心電図から病気を識る2』
外来で診る不整脈、救急で診る心電図
 第4回 (平成29年9月8日)は『膠原病・腎疾患 -診療の悩みとコツ-』
 第5回 (平成29年11月24日)は『大学のCCU症例からクリニカルパールを学ぶ』

 詳細は こちら をご覧ください。

 問い合わせ:第二内科 小林 茂樹(0836-22-2248)

医局行事(コロナ前)

 医局旅行(写真)や忘年会などでは、若い先生や看護師さんたちの独創性にあふれた楽しい出し物は必見です。(コロナ前)