2026年4月、国土・環境デザイン系が新設されます
創成工学科 国土・環境デザイン系は、社会建設工学科と循環環境工学科を統合・再編して新設される工学部創成工学科の教育組織です。両学科がそれぞれ培ってきた土木工学分野と環境工学分野の教育・研究基盤を融合することで、国土整備から環境・防災までを一体的に扱う、より総合的な教育体制としてスタートします。土木工学を基軸に学びたい方、環境問題や防災に関心のある方のいずれにとっても、幅広い視点を身につけられます。
国土・環境デザイン系では、地震や大雨に強いまちづくりや、環境を守るインフラづくりを学びます。また、道路や橋、ダムなどの設計に加えて、自然環境と調和した未来のまちを考える力を身につけます。

国土・環境デザイン系ではどんな勉強をするの?
土木構造物(社会インフラ)はただつくればよいというものではありません。自然環境を大きく改変しますし、一度つくれば長期間にわたって多くの人びとの暮らしを支えます。このため、その整備と運用によって人や物の流れ、自然環境、生態系、そして社会のようすがどう変化するのかを予測しながら計画を立て実行していく方法を学ぶ必要があります。
また、道路や橋、トンネル、ダム、堤防などの土木構造物を建設するにあたり、その土地の地盤や流れている川の状況に適した材料や構造を見極め、選び、設計する手法を学ぶのです。
地震や豪雨などの災害が、土木構造物や社会に与える影響やその対策方法も学びます。
工事の前や途中では、地形や構造物の形を繰り返し測る必要があります。そのための測量技術や、完成した構造物のメンテナンスを行って長持ちさせるための知識も学びます。
近年では、国土・環境デザイン分野でも、ビッグデータの分析や、3Dモデルを活用した事業全体の効率化・高度化を図る取り組みが進むなど、情報処理のスキルも必要となっています。
現代都市は上・下水道や廃棄物処分場などの環境インフラによって良好な生活環境が保たれていますが、国土・環境デザイン系では上下水道や,廃棄物処理・処分についてもその基本から設計手法について学びます。さらに環境問題に関連する様々な法規・環境倫理についても学びます。
このような様々な学習項目について、講義で理論を学ぶだけでなく、実験・実習・演習を通じて科学的な理解を深め、実践につなげます。
土木構造物の整備は国内に留まりません。国外に行けば、その国の自然環境や文化に合わせた構造物の整備が必要です。国際的な建設市場の実態を語学とともに学びます。
